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青葉区版 公開:2017年9月28日 エリアトップへ

もみの木台自治会長として10月1日の「もみの木フェスタ」を主催する 松下 光一さん もみの木台在住 65歳

公開:2017年9月28日

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内に秘めるダンディズム

 ○…もみの木台をいいまちに、価値ある地域にしたい――。今年4月、自治会長に就任して初めて迎えるもみの木フェスタには、そんな願いを込める。幅広い世代に来てもらうべく、目指すイメージはヨーロッパのマルシェだ。「小さな子どもやお母さんも楽しめるような、おしゃれなイベントにしたい」と目を輝かせる。

 ○…「おしゃれ」は自身のキーワードでもある。和歌山県出身で、少年時代からの映画好き。中学生の頃はフランスの俳優アラン・ドロンのポートレートを大切に持ち、主演作を全て観るほど映画館に入り浸っていた。おしゃれに目覚めたのは高校生のとき。「ファッションが好きだった。花柄のプリントシャツを着て、やくざか、なんて言われてね」。大学入学後は、一世を風靡したTVドラマ「傷だらけの天使」の俳優が身を包む「BIGI」の服に夢中に。経営学専攻だったが在学中に文化服装学院の夜間部に入学し、新卒で業界大手の「ワールド」に入社。以来アパレルの世界に身をおき40年以上が経つ。

 ○…売れるものを作る、という考えに反発し「好きな服を売りたい」と幹部候補の座を捨てて転職したことも。海外の無名ブランドを国内で広めることにやりがいを感じ、これまで10社以上を経験してきた。「いい服は人生を変える。おしゃれは心を豊かにしてくれる」と力を込める。もみの木台で経営するブティック「blulea(ブルリ)」でも理念は同じ。値段ではない「いいもの」を地域の人に提供したい、と思いは強い。店名は「ブルーリーブス、『青葉』の造語なんだよ」とにっこり笑う。

 ○…青葉区に暮らし30年ほど。並木の整備など美化活動にも取り組み、自治会長としてよりよい地域づくりに力を入れる。「安全安心はもちろん、感性の高い、おしゃれなまちを目指したい。『小さくていいまちだね』って言ってもらえたら」。思いを込めた新たなまちづくりはこれからだ。

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