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都筑区 人物風土記

公開日:2014.01.16

日本ミニマム級王座決定戦に出場する
大平 剛さん
横浜市在住 29歳

ベルトへの道 一途に

 ○…「プロでボクシングをやるからには、チャンピオンベルトを目指してきた。絶対に獲る」。そう言い切った。控えめな物腰ではあるが、確固とした自信をのぞかせる。後楽園ホールで1月17日、日本ミニマム級王座決定戦に挑む。所属する花形ジム(池辺町)としては6人目の日本タイトルホルダー誕生の期待がかかる。「ジムや応援してくれる人のためにも勝ちたい」と、静かなる闘志を燃やす。

 ○…21歳でデビューし、14戦8勝1KO3敗3分の戦績で現在日本ランク1位。初タイトル戦の相手は、同級2位の多打魔鎖獅(TI山形ジム)。KO勝率7割近いハードパンチャーだ。一方、自身はテクニカルなサウスポー。「多打選手は一発のパンチがあるので、足を使ってもらわないようにしながら逆にカウンターを狙っていく」と、勝利のイメージを描く。練習では、出稽古で元日本ライトフライ級王者などとスパーリングも行ってきた。「自分のパンチを確認できたり、収穫はあった」。頂点をかけての戦いへ、準備は整った。

 ○…生まれは川崎市で、幼少期に横浜市に住み始めた。小さな頃から体を動かすのが好きで、中学時代は野球部に所属。高校はスポーツから離れて過ごしていたが、3年の時にボクシングと出会った。「本気でやれるものが欲しかった」。大学2年のはじめ、プロのライセンス取得を目指すことを決めた。1年後にデビューしたが、初戦は引分けで、次はリングで勝利することを課題に。こうして目標を一つひとつクリアするうち、べルトに手が届く距離まできた。「形として残るものだから、ベルトには特別な思いがあります」。夢を叶えるのは、今まで鍛え上げてきた自身の拳だ。

 ○…普段は渋谷のスポーツ用品店で働く。試合には、職場の仲間や小学生時代からの友達も駆け付ける。「みんなと一緒に喜びたい」と顔をほころばせる。応援を力にして、明日、念願の大舞台に臨む。

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