昨秋、よこはま動物園ズーラシア(旭区)に仲間入りしたメスのホッキョクグマ「バリーバ」が、1月2日から一般公開された。
バリーバは人工哺育で育ったホッキョクグマとして知られるピースの母親。愛媛県立とべ動物園で飼育されていたが、繁殖相手がいない状態だった。一方、ズーラシアでは昨年5月末にメスのチロがなくなって以来、オスのジャンブイ1頭のみの飼育となっていた。
バリーバとジャンブイは、現在は曜日をずらして1頭ずつ展示されているが、2頭は既に柵越しで顔合わせ済み。ジャンブイは興味を示しているが、バリーバが威嚇している状態という。繁殖期の2月ごろから2頭一緒の展示を予定している。
同園では1月30日までバリーバのパネル展も開催している。バリーバが見られるのは月・木・土・祝、ジャンブイは日・水・金。
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