市立本郷中学校(石渡元校長)で3月17日から20日にかけて、特別授業「和服に親しむ〜浴衣を着よう〜」が実施された。
これは現行の学習指導要領から、中学校の授業で和服の着装を扱うことができるようになったことで同校が企画したもの。3年目を迎えた今年は保護者や地域の人々に加え、栄区舞踊連盟(東光菊理事長)の会員らが講師として参加した。
最終日の3月20日には同連盟から6人と2人の保護者が参加し、生徒39人に対して授業を行った。まずは、同校技術・家庭科担当の田口幸子教諭が簡単に和服について説明。その後講師らの教えに従いながら、生徒たちはひもの結び方から裾の調整、帯の結び方まで浴衣の着方を実践した。
最後には、東理事長が和服での立ち居振る舞いを指導。生徒らは「自分で着物を着られるようになって嬉しい」「初めて着たけど、かっこよく着られて良かった」と感想を話していた。
田口教諭は「舞踊連盟の先生方が大勢来てくれて良い機会だった。(生徒たちが)これから着物を着たいと言ってくれると嬉しい」と話した。
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