多摩市立図書館と大妻女子大学の共催で8月27日、「チャレンジ 書評合戦 ビブリオバトル!」が市立図書館本館で開催された。
ビブリオバトルとは、読んで面白いと思った本を持ち寄り、発表者がその本を紹介。どの本を読みたくなったか参加者の投票で選び「チャンプ本」を決めるというもの。近年その取り組みが注目されており、全国的な広がりを見せている。
多摩市立図書館では、昨年初めて実施し、好評を博したことから今年度も企画。今年度初開催となった。
今回は、中学生から大学生、図書館職員、一般の約20人が参加。大妻女子大学図書館サークル「オリーブ」の進行の下、その中の6人がそれぞれに面白いと思った本を5分間で紹介。その後、参加者からの質疑応答などを行った後、投票によって遠藤周作の『留学』が今回の「チャンプ本」に選ばれた。その後、ワークショップとして、参加者全員がグループに分かれてビブリオバトルを実施した。
今回初めて参加したという中学1年生の女の子は「紹介する時に支離滅裂になってしまった。大人の人の本は難しいのかなと思ったけど、発表を聞いて私でも読めそうなのがあって参加して良かった」と感想を述べた。同館では「1冊の本でいろいろな人が繋がることができる企画。今回、新しい本と出合うこともできたと思う。今後もぜひやっていきたい」と話した。
なお、次回は10月22日(土)に、永山図書館軽読書コーナーで実施を予定。詳細については、図書館本館【電話】042・373・7955へ。
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