平塚版 掲載号:2016年12月15日号
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神奈川県野球協会クラブ優秀選手賞を受賞した湘南ひらつかマルユウBBCの潮田(うしおだ) 隼人さん山下在住 32歳

チーム鼓舞する熱血漢

 ○…5月に横浜スタジアムで行われた都市対抗野球西関東予選では、企業チームのJX―ENEOSから本塁打を放つなど、存在感を見せつけた今シーズン。公式戦打率は4割4分8厘と、活躍は数字にも表れた。好成績が評価され県野球協会から、県内のクラブチームで最も活躍した野手と投手にそれぞれ贈られるクラブ優秀選手賞を初受賞。「光栄な賞をもらえてうれしい」と顔をほころばせる。

 ○…地元茨城県から東海大学に進学、硬式野球部で汗を流した。「野球エリートに囲まれて、実力差を思い知らされた」と、3年秋に引退。「どこかで野球を続けたい」と友人の紹介で湘南ひらつかマルユウベースボールクラブに入部した。就職後は練習に参加できない日々が続いたが、4年前に土日休みの人材派遣会社に転職しチーム復帰。「企業チームにも物怖じしない精神面を育て強くなろう」と若手を鼓舞する。闘争心溢れるプレーは中堅選手になった今もチーム一光る。

 ○…夫婦共働きのため、保育園が休みの日曜日は、野球道具に加えて、5歳と3歳の愛娘を両肩に担ぎ、グランドへ。スタンドから響く「パパがんばれ」の声援は、自身の耳にも届くが「マネージャーやチームのみんなに子供の面倒を見てもらっている以上、活躍しなくては。嬉しいというよりもプレッシャーです」と苦笑い。「父親を見て、女子野球を目指してほしいな」と、45歳まで現役を目標に、営業回りで疲れていても、会社帰りはジムへ。「学生の頃より重いものは持ちあげられる」と頼もしい。

 ○…高校時代から慣れ親しんだサードから、「より野球を深く知れるかも」と一昨年、捕手に転向。「全くの未経験。この歳で挑戦するとは」。相手捕手の技術を盗もうと観察したことで、自然と狙い球も絞れ、打撃力アップという思わぬ収穫を得た。「来季は全国に進んで、西武ドームに茨城の両親を呼びたい」。バットを振る手に力がこもる。

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