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秦野

公開日:2014.09.04

樹木伐採 意見さまざま
カルチャーパーク整備

  • 陸上競技場の周辺

  • 総合体育館の周辺

 図書館、文化会館、陸上競技場、市営プールなどの一帯「カルチャーパーク」の周辺整備が進行中だ。現在は陸上競技場周辺の園路拡幅のための整備などが行われているが、一部の市民からは「立派な木を切るなんて」との声も挙がる。

 秦野市公園課によれば、安全性への配慮、樹木の再生、整備のために伐採を敢行。これらの樹木は40年以上前に植えられ、市が委託した造園関係者の意見では、普通に立っているように見えても、老木化や樹木の病気にかかっているものもあるという。また、植栽間隔も狭く互いに干渉し合い本来の樹形が保たれていない状態だったという。さらに、日当たり不良、多量の落ち葉は同パークが内包する施設管理上好ましくなく、利用形態の変化による園路拡幅のためにも「樹木の整備は必要」と話す。

 市民への周知は広報はだの、市HP(ホームページ)のほか、同パーク周辺に3カ所の説明板を設置。市体育協、市陸協にも説明を行ったという。

 周辺を散歩する市民からは「なるべく切らないで欲しい」、「せっかく大きくなったのにもったいない」などとする一方、「整備は仕方ない。倒れたら大変」、「将来のことを考えるとうっそうとした木を整理するのは必要」などの意見もあった。

 整備は2012年度から始まり、2014年度末までに3m以上の高木(サクラ、クスノキなど)を約530本伐採するといい、同時に、20年後の樹木の再生を見据え150本以上の植樹も進行中だ。整備全体は2015年度末終了を予定。

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