青葉区版 掲載号:2012年7月26日号
  • googleplus
  • LINE

10周年を迎えた『げんきかい』の代表 村田 慶子さん 市ヶ尾町在住 69歳

笑顔が居場所を作る

 ○…「スタッフや”げんきかい”利用者さん、皆さんで支え合ってきた10年」。振り返ると出てくるのは感謝の言葉だ。今は亡き夫・誠宏さんが高齢者の介護予防と仲間作りのために立ち上げた同会。現在は賭けない、飲まない、吸わない”健康麻雀”を中心に、週6日開催されている。見ず知らず同士でも麻雀卓を囲めば、自然と会話が生まれる。「皆さんが笑顔でお帰りになるのを見ることが一番好き」。朗らかな人柄が周りを元気にする。

 ○…きっかけは誠宏さんの『地域のためになることをしたい』という一言。中古車販売店を経営する夫に、「ほかのことを始めるのは心配」と初めは賛同できなかった。夫に押し切られ、会が設立すると、一緒に会の運営に奔走。立ち上げ3年目にその夫が病に侵された。『僕の看病より、げんきかいの方へ』。入院中も会を案じていた夫は1年後に他界。一時は会の閉鎖も考えた。それでも継続を後押ししたのは利用者からの「居場所がなくなってしまう」という言葉。元々人が好きで前向きな性格。スタッフとともに「できる限り、やってみよう」と決心した。

 ○…宮崎県出身。7人兄弟の5番目に生まれる。兄や両親に可愛がられて育った。35歳の時、嫁に行かない姪を案じた叔母が見合い話を持ちかける。相手は12歳年上、住まいは横浜。「絶対に嫁(とつ)がない」と断固拒否を決める娘に、父は『嫁がなければ縁を切る』と言い放った。父の固い決意に結婚を承諾。家を発つ日、父は見送りに来なかった。母から、田んぼで一人、泣いていたという話を後で聞いた。「自分の将来のため、敢えて鬼になった父に感謝している」と目を細める。

 ○…『一日、一日を大事に生きればそれが老後につながる』。夫の言葉が最近思い出される。4人から始まった会は、現在一日に40人以上が利用する。「夫が知ったらきっと驚く。皆さんに助けられているおかげ」。明るい笑顔が居場所を作る。
 

大成祭典 横浜葬祭センター

葬儀のことなら何でもご相談下さい。

http://www.taisei-saiten.co.jp/

<PR>

青葉区版の人物風土記最新6件

山口 真広さん

3月18日にフィリアホールでソロリサイタルを行うピアニストの

山口 真広さん

2月15日号

下山 和洋さん

しらとり台自治会の会長で「犯罪のない安全・安心まちづくり功労者表彰」を受けた

下山 和洋さん

2月8日号

酒井 沃子(ようこ)さん

15周年を迎える演奏会「65歳からのアートライフ」を開催する

酒井 沃子(ようこ)さん

2月1日号

吉村 春美さん

青葉区民生委員児童委員協議会会長として2月2日に講演会を開催する

吉村 春美さん

1月25日号

大日方(おびなた) 邦子さん

2018年平昌(ピョンチャン)パラリンピックで選手団長として日本代表チームを率いる

大日方(おびなた) 邦子さん

1月18日号

田中 綾さん

「市が尾 トコトコ スタンプラリー」を企画する

田中 綾さん

1月11日号

青葉区版の関連リンク

あっとほーむデスク

青葉区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

「ホット」な作品一堂に

「ホット」な作品一堂に

老人ホームで展示

1月20日~2月26日

青葉区版のイベント一覧へ

最近よく読まれている記事

バックナンバー最新号:2018年2月15日号

お問い合わせ

外部リンク