交通ルールを確認する参加者
自転車の交通ルールやマナーを学ぶ「おとなのチリリンスクール」が８月19日、美しが丘第五公園で開催された。美しが丘東自治会（柳田富志男会長）と青葉警察署の共催。
「チリリンスクール」は県内小学校などで主に子どもたちに向けて行われている自転車交通安全講習のことだが、今回は大人を対象に実施。大人から子どもたちへ安全な自転車の乗り方を伝えてもらうことがねらいだ。
当日は近隣住民ほか、美しが丘保育園の保護者ら25人が参加。青葉署員が交通安全の講話と実技指導を行った。講話では子どもが自転車事故の加害者になった場合でも賠償責任は重いことや、車の死角や内輪差といった日常に潜む危険を解説。実技指導では参加者が実際に自転車に乗り、左右や後方の確認、停止線直前での一時停止などの交通ルールを確かめ、自転車も車両のひとつであることを改めて学んだ。
４歳と２歳の息子と参加した大塚美紗さん（28）は「今までは後方確認をあまり意識していなかった。子どもにも今日のことをしっかり伝えていきたい」と感想を話した。
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