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青葉区版 公開:2019年10月24日 エリアトップへ

さつきが丘地域ケアプラザの秋まつりに出演する「劇団さつき」代表を務める 加藤 一郎さん 美しが丘西在住 71歳

公開:2019年10月24日

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人に役立つ芝居を魅せて

 ○…振り込め詐欺を分かりやすく寸劇にし、被害撲滅を目指す「劇団さつき」。活動拠点のさつきが丘地域ケアプラザでの出演を前に「会場全体に声が届くよう一生懸命いいものにしたい」と語る。今回は新たに歌舞伎に挑戦し、「白浪五人男」の名台詞を披露する。盗みは盗みでも、義理人情に厚い、江戸時代の盗賊たち。「独特な言い回しや衣装も楽しんでもらえれば」。チームワークを大切に「自分が楽しんでやっている」と笑顔を見せる。

 ○…青葉区住民ら有志で昨年5月に発足し、地域イベント等で振り込め詐欺の啓発寸劇を行ってきた。台本作りや出演のほか、「日曜大工が趣味で、作るのが楽しい」と小・大道具作りまでこなす。「詐欺被害を一人でも減らしながら、もっと演目も増やしていきたい」

 ○…静岡県で育つ。写真が趣味で、自宅でフィルムの現像までしていた父を見て自身もカメラ好きに。小6の時、「写真コンテストで賞がもらえたのが嬉しかった」という記憶は色あせることなく、写真を学ぶため専門学校へ。上京中の学生時代に米舞台「ウエスト・サイド物語」の来日公演を見たときの衝撃は今も忘れない。「俳優がかっこよくて」と影響を受け、授業が終わると新劇の練習に通うようになり、公演も行った。「面白かった」が、卒業後は年齢を重ねた親元へ戻ろうと静岡でカメラマンに。約40年、婚礼写真を中心に撮り続けてきた。

 ○…自身の退職を機に子どもたちの近くに住もうと約10年前に青葉区へ。夫婦一緒に人形劇を手作りし、地域の子どもたちに披露する、おしどり夫婦だ。劇団さつきで役を演じる今、長年どこか内に秘めていた芝居への思いは現実に。「人の役に立てる芝居をしたい」。観る人を守るヒントを送る劇団を目指す。

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