青葉区版 掲載号:2020年5月28日号 エリアトップへ

高校生が「小顔パッチ」開発 CF(クラウドファンディング)成功で販売に道筋

経済

掲載号:2020年5月28日号

  • LINE
  • hatena
「小顔パッチ」をPRする野島さん
「小顔パッチ」をPRする野島さん

 市ケ尾町在住の高校生、野島暢愛(のあ)さん(17)が、自ら開発した「小顔パッチ」の販売を目指して4月下旬からクラウドファンディングに挑戦した。当初目標だった30万円は初日で達成、その後も多くの支援が集まり大成功。野島さんは「全国から応援を頂き、本当に驚いた。販売を進め、多くの人に喜んでもらえたら」と笑顔で意気込みを語る。

 「どちらかというと勉強は苦手」と屈託なく笑う、一見普通の女子高生の野島さん。シールを「ただ貼るだけ」で小顔になれる「小顔パッチ」を開発したのは、高校の部活で痛めた身体を癒すために通ったカイロプラクティックとの出会いがきっかけ。「顔の表情筋につながる部分を刺激すると筋肉の緊張・疲労を緩和させられる」という話を聞き、最初は普通のシールで試していたが、友人からも「口角があがった」など好評で「販売して多くの人に喜んでもらおうよ」との声を受け商品開発を決意。アルバイトの貯金を元手に友人の杉浦明日花さん(17)と合同会社「アムベル」を立ち上げた。

 野島さんは父子家庭で育ったことに加え、周囲の一人親家庭の友人が金銭面などでやりたいことを断念していくのを見てきたと話す。会社設立にあたっては高校生である自分たちの活動で諦めない勇気を与え、一緒に何かをしていきたいと思いを込めたという。

開発には苦労も

 「小顔パッチ」は、透明なシリコーン系粘着剤で作られた1枚約8mmのシール。薬品や薬剤は使わず、顔の表情筋につながる3カ所に貼ることで筋肉の緊張を緩和し、リフトアップなどに効果があるとされる。誰でも使いやすいように形状や色、肌触りにこだわり、約1年かけて開発した。

 だが、高校生が起業するとあって開発まではさまざまな苦労もあった。「会社の口座を開きたくても、高校生ということでほとんどの銀行に断られました」と野島さん。その後も販路を探す中で業者から「ビジネスプランが甘い」と何度も指摘されるなど苦労を重ねた。「お金のこともビジネスも全く知らない世界だったので、『大人って大変なんだな』と良い勉強になった」と笑って振り返るが、友人とともに開発を支えてくれたのは父親だったという。会社設立や商品開発など行き詰まった時にアドバイスをくれたほか、「やりたいことを全力で応援してくれ、沢山のチャンスをくれた」と感謝を語る。

 クラウドファンディングでは、目標額を大きく上回る支援が集まっている。「私を知らない全国の人から沢山の応援をもらえて本当に驚いたし、嬉しかった」と野島さん。今後は集まった資金をもとに販売方法を決め、更なる商品開発にもつなげていきたいとしている。商品は15枚1シートで税込660円。ホームページ(【URL】https://kogaopatch.official.ec/)などで6月の販売を目指している。

青葉区版のトップニュース最新6

「ゲストハウスを救いたい」

区内在住今村さん

「ゲストハウスを救いたい」 社会

宿の魅力をSNSで発信

7月9日号

防災拠点の3密対策 強化

横浜市

防災拠点の3密対策 強化 政治

「分散避難」呼びかけも

7月9日号

大祓でコロナ終息願う

大祓でコロナ終息願う 文化

神鳥前川神社で伝統神事

7月2日号

医療体制拡充に56億円

横浜市

医療体制拡充に56億円 社会

コロナ第2、3波に備え

7月2日号

どう変わる?学校生活

市立小中

どう変わる?学校生活 教育

7月に給食・部活再開

6月25日号

区民まつり初の中止に

区民まつり初の中止に 社会

マラソンも取りやめ決定

6月25日号

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 6月18日0:00更新

  • 6月11日0:00更新

  • 5月28日0:00更新

青葉区版のあっとほーむデスク一覧へ

最近よく読まれている記事

バックナンバー最新号:2020年7月9日号

お問い合わせ

外部リンク