神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
青葉区版 公開:2021年3月11日 エリアトップへ

市政報告 市民の命と暮らしを守る予算に組み替えを 日本共産党横浜市会議員 大貫 憲夫

公開:2021年3月11日

  • X
  • LINE
  • hatena

 横浜市の2021年度予算議会が行われていますが、みなさんが新年度予算に求めているのは新型コロナウイルスから命と暮らしを守る対策ではないでしょうか。

 驚くことに、市の新型コロナ対策予算は、ほとんど国からの交付金の範囲でしかありません。2兆円を超える一般会計のうち、「市民と医療を守る」として計上された予算は360億円で、しかもそのうち250億円は全額国費のワクチン接種経費と県からの交付金です。市民生活を直接支援する市の予算は40億円にすぎません。しかもその中には横浜版GoTo事業の予算2億5千万円が含まれているのです。

PCR検査が必要

 新型コロナ最大の怖さは、症状が何もない、無症状の状態で他人にうつしてしまうところです。従って、いかに早く無症状者を見つけるかが大切になります。その観点で言えば、社会的PCR検査が感染防止の要です。新型コロナを収束させるためには、見通しが不透明になっているワクチン接種だけではなく、PCR検査と合わせて実施されなくてはなりません。

思考停止型自治体にノー

 緊急事態宣言で感染者が減っている今、横浜市でも、北九州市や神戸市、世田谷区などと同じように社会的PCR検査が必要です。私たち日本共産党横浜市議団は新年度予算で、県が実施する高齢者入所施設等の職員への定期的な検査に加え、通所施設や学校、病院も含めてPCR検査の対象を広げるよう求めました。しかし、林市長は、医療崩壊を引き起こす可能性からPCR検査の拡大を抑制するという政府の主張に同調し、事業費や人手が足りないとして拒否しました。

 まさに「思考停止型自治体」です。コロナ禍の下、政府のやること以外はやらない自治体のことを指す言葉ですが、住民よりも国に顔を向けた横浜市政の姿をコロナ禍はあぶりだしました。

 今こそ、コロナ禍前の市の事業をしっかりと見直して新型コロナ対策のための財源を生みだし、市民の命、暮らし、地域経済を守らなくてはいけません。最後まで予算議会に全力を尽くします。

日本共産党横浜市会議員 大貫憲夫

横浜市青葉区あざみ野1-21-10

TEL:045-902-6540

http://www.ohnuki-norio.jp/

青葉区版の意見広告・議会報告最新6

春の交通安全自転車ルールを再確認しましょう

市政報告【8】

春の交通安全自転車ルールを再確認しましょう

横浜市会議員 おさかべ さやか

4月18日

市長は裸の王様出産費用ゼロの欺瞞(ぎまん)

議会報告

市長は裸の王様出産費用ゼロの欺瞞(ぎまん)

横浜市会議員 山下正人

4月4日

「社会保障政策」の責任者として

横浜市の水道水の安全性について

市政報告㊺

横浜市の水道水の安全性について

横浜市会議員 田中ゆき

4月4日

災害対策の充実を提案

災害対策の充実を提案

横浜市会議員 藤崎浩太郎の市政報告

3月28日

青葉区の声をカタチに!

「何を言ったかでなく、何をやったか!」 公明党青葉支部ニュース

青葉区の声をカタチに!

公明党 横浜市会議員 行田朝仁(ぎょうたともひと)

3月28日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月25日0:00更新

  • 1月1日0:00更新

  • 10月19日0:00更新

青葉区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

  • 目のお悩みQ&A

    コラム㊻専門医が分かりやすく解説

    目のお悩みQ&A

    『白内障の手術は両眼を1日でできますか?』

    4月25日

  • 幸福と訳すな!ウェルビーイング

    コラム「学校と社会をつなぎ直す」㉜

    幸福と訳すな!ウェルビーイング

    桐蔭学園理事長 溝上慎一

    4月25日

  • 教えて!職人さん

    教えて!職人さん

    vol.10 専門店の「ニセモノ」にご注意を!

    4月25日

青葉区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月26日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook