自民党 県議会議員 内田みほこ 県政報告 信号機や標識の更新について 優先順位をつけた対応を訴え
交通安全を目的に、県警察は膨大な量の信号機や道路標識・標示などの整備、維持管理をしています。一方、老朽化した設備や摩耗で見えにくくなった横断歩道なども見受けられ、県民の皆様から対応を求める声が少なくないのも事実です。11月19日まで開催されていた県議会決算特別委員会で、整備・更新状況について質問しました。
県警察の答弁によると10月末時点で信号機が9554カ所、道路標識が約33万8千本、道路標示が15cm幅で換算すると約1万7千Kmを維持管理しているとのこと。これだけ膨大な数の中で、定期点検と地域住民の要望などから老朽化を把握し、更新・補修・改良をしています。これら整備に充てられた2020年度決算額は約39億4145万円で、予算に対する執行率は99・75%でした。
県警察は厳しい財政状況もあり、耐用年数を超えても更新できない状況があることを説明した上で、交通量の減少などで必要性が低下した信号機を撤去したり、横断歩道の幅や「止まれ」の文字を縮小するなど、コスト削減の取り組みを実施しているとのこと。
とは言え、悲惨な事故を防ぐことが大切ですので、限られた予算の中で優先順位を決め、早急な対応をとるべき場所から進めてほしいと要望。特に駅付近の一時停止や横断歩道などの白線は、しっかり整備し直すように強く訴えました。
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「社会保障政策」の責任者として4月4日 |
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