青葉区内の公式ドッジボールチーム「土竜(もぐら)島(じま)」が11月27日に水戸市で行われた第30回全日本ドッジボール選手権全国大会に神奈川県代表として初出場し、3位入賞した=写真。
コロナ禍で8月から延期となっていた夏の全国大会。予選を勝ち抜いた45チームが参加した。
試合は12人対12人、1セット5分。1セットマッチで行われるグループリーグ初戦で、山形県代表「松原エンデバーズEX」を11対2で下すと、次戦は兵庫県代表「ラストチャンス」と対戦。一進一退の攻防が続く中、キャプテンの隅谷和也君(6年)の殊勲となるパスカットもあり、7対6で接戦を制した。続いて香川県代表「檀紙ゴッドイーグル」にも10対7で勝ち、グループ1位で予選を通過。
同じく1セットマッチで行われた決勝トーナメント初戦は、岡山県代表「味野ドッジボールクラブ」を9対7で勝利。続く北海道代表「元江別レッド・ソルジャー」との対戦はエースを体調不良で欠く苦しい展開。内野人数が同数のままセットが終了し、最初にアウトをとったチームが勝利するVポイントゲームまでもつれるが、もう1人のエース、坊慎之介君(6年)のアタックで8対7で勝利をもぎ取った。2セット先取となる準決勝は強豪、奈良県代表「パワフルジュニア」が相手。しかし、疲労もあり、土竜島のアタックが通じず、ストレートで敗退。3位が確定した。
原田洋之監督は初出場での3位に喜びつつも「日本一を目指していたので悔しさもある」と話し、「実力は証明されたが、まだまだ上がいる。選手は一層努力してくれるはず」と振り返った。
隅谷君は「準決勝は1セットも取れず、悔しかった。春の全国大会では予選から勝ち続けてパワフルジュニアと(優勝した)ドッキーズに勝ちたい」と意欲を語った。
土竜島は小学校1年生から6年生まで45人が所属。すすき野中学校や黒須田小学校を拠点に週4日練習している。
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