「現代人に多い目の悩み」 コラム【9】 悠先生のちょっと気になる目のはなし
現代人に多い目の悩みとして、代表的なものにコンタクトレンズの使用やパソコンやスマートフォンなどのディスプレイを長時間見ることによって生じるものがあります。
コンタクトレンズの使用は、眼表面の涙液量の低下を促進させます。これは、ドライアイを悪化させ、乾き目やしょぼしょぼするといった症状を引き起こします。また、コンタクトレンズそのものや付着した異物などに対するアレルギー性結膜炎を悪化させることがあり、痒みや目ヤニが多くなるといった症状が出ることもあります。
ディスプレイを長時間見ることは、無意識にまばたきの回数を減少させます。これによりドライアイを悪化させ、乾き目などの症状を引き起こします。近くを見るという行為そのものが調節力を必要とするので、眼精疲労を悪化させ、疲れ目になる原因となります。
ドライアイやアレルギー性結膜炎は互いを悪化させやすいということもあり、エアコンなどの空調や花粉症などにより前述の症状はさらに生じやすくなります。
予防のためには、なるべく眼鏡を使用する、ドライアイ点眼を使用する、1時間ディスプレイを見たら休憩を挟む、加湿器を上手に使用するといったことが挙げられます。
市ケ尾町の「梅の木眼科医院」の加藤悠院長が、目を健康に維持するために大切なことを分かりやすく教えてくれるコーナーです(月1回第2週目に掲載)
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