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青葉区 コラム

公開日:2022.09.08

 「子どもの近視や弱視、斜視について」 コラム【14】
悠先生のちょっと気になる目のはなし

  • 加藤悠院長

 日常の診療でよくお子さんが来院されますが、特に多いのは学校健診で近視の進行による視力低下を指摘される方です。成長に伴う近視の進行は仕方のない所でもあり眼鏡を調整しますが、勉強やモニターを見る際に距離が近すぎるとより高度に近視が進行することがあります。姿勢を正して適切な距離を取るように心掛けましょう。また、中には弱視が見つかるお子さんもいます。これは様々な理由(強い乱視、遠視・近視の左右差、斜視など)で視力の発達が不十分である状態で、治療にはタイムリミットがあるため早期に発見して適切な治療を行うことが大切です。

 就学前は、斜視が気になるというお子さんが来院されることがあります。実際に斜視なのかどうかは診察しないと分からないことや、診察時には斜視が出ていないこともあります。この場合はご家庭などで斜視が出ているタイミングで写真を撮影してきてもらうと、診療がスムーズになることがあります。斜視にも様々なタイプがあり、治療を必要としないものから早目の治療が必要なものもあります。中には弱視や眼の中の病気が隠れていることもありますので気になる症状のある方はお近くのクリニックで相談してみるといいかもしれません。

 市ケ尾町の「梅の木眼科医院」の加藤悠院長が、目を健康に維持するために大切なことを分かりやすく教えてくれるコーナーです(月1回第2週目に掲載)

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