3月31日告示、4月9日投開票の統一地方選挙で、青葉区からは横浜市会議員選挙に9人、神奈川県議会議員選挙に6人が出馬を表明している。本紙調べ/12月20日起稿
市議選は定数7人に対して現職5人と新人4人が名乗りを上げている。
現職では、立憲民主党の田中優希氏(46/1期)、自由民主党の山下正人氏(58/4期)、自由民主党の横山正人氏(58/7期)、公明党の行田朝仁氏(55/3期)、立憲民主党の藤崎浩太郎氏(43/3期)が立候補を予定している。
一方、新人では、自由民主党の小酒部さやか氏(45)、日本共産党の飯田能生氏(60)、神奈川ネットワーク運動の三浦紀子氏(55)、日本維新の会の伊藤久美子氏(63)が準備中だ。
現在9期の日本共産党、大貫憲夫氏(75)は引退を表明している。また、1期の神奈川ネットワーク運動、平田郁代氏(44)は、都筑区から市議選に出馬する予定だ。
市政への訴えは
前回トップ当選の田中氏は、青葉区民の声を反映した、青葉区ならではの施策やまちづくり、地域活性化を目指す。
山下氏は、データに基づいた少子高齢化社会への挑戦と、子どもが夢を持てる社会の実現を目標に据える。
横山氏は、人口減少期を踏まえ、歳入不足、社会保障費増など、都市経営の視点で横浜市政に取り組みたいと話す。
行田氏は、介護・認知症対策の充実を目指すとともに、4人の子どもを持つ父親として、子育て支援策の拡充を訴える。
藤崎氏は、高齢になっても安心して暮らせる地域づくりや脱炭素政策、子育てしやすい環境づくりに取り組むとする。
小酒部氏は、現役の子育て世代として、「子どもファースト」を掲げ、子育てしやすい街を実現したいと話す。
飯田氏は、引退する大貫氏の後継。住民自治を実感できる横浜市政と、子育てしやすい青葉区の街づくりを目指す。
三浦氏は、現職・平田氏の後継。経済活性は福祉・環境政策推進から。子育ても介護もひとりにしない社会を訴える。
伊藤氏は、元県議。女性、高齢者の支援に加え、子育て世代への支援として給食の無償化までを見据えたいと話す。
県議選は定数1増4議席に6人か
選挙区定数が3から4に増えた県議選。現職3人に加え、新人3人が出馬を表明している。
現職では、自由民主党の小島健一氏(59/5期)、立憲民主党の赤野孝之氏(53/3期)、自由民主党の内田美保子氏(56/4期)が引き続き立候補を予定。
新人では、神奈川ネットワーク運動の青木真紀氏(49)、日本維新の会の黒田直子氏(53)、無所属の山本つたえ氏(64)が議席を狙う。
県政への思いは
前回トップ当選の小島氏は、コロナで疲弊した県の経済再生、コロナワクチンの後遺症による被害者問題にも取り組む。
赤野氏は、税金の無駄を正し、事業手法を変えることで未来を切り拓き、子育てや教育、医療福祉の充実を目指す。
内田氏は、道路の危険個所の対応など地域の要望に引き続き取り組むとともに、福祉や医療関係に注力したいと話す。
青木氏は、多様な学びや働き方を支え、福祉を真ん中に据えた循環型の社会・経済を目指したいと思いを語る。
黒田氏は、女性の人生と子どもの教育を支援し、未来を希望ある社会にするために人に寄り添う改革を目指す。
山本氏は、しがらみがない健全な政治で、高齢者が安心して暮らせる移動手段としてオンデマンドバスの実現を訴える。
前回の青葉区投票率は市議選41・3%、県議選41・15%だった。4月9日には、神奈川県知事選挙も実施される。
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