市政報告【9】 子育て中の議員 約9割が「困難」初のアンケート調査を発表 横浜市会議員 おさかべ さやか
子どもを育てながら政治活動や選挙に「困難」を感じた地方議員は約9割という、全国初の調査結果を発表しました。
私自身、一度目の選挙は息子の保育園の入園式、二度目の選挙は娘の小学校の入学式と重なり、活動時間が制限されました。また当選後も、泊りの視察や夜の会合の調整に困難を感じました。自身の経験から私が発起人となり、超党派から成る「子育て中の議員の活動を考える会」を立ち上げ、一都三県の地方議員に調査を行い、6割以上が周囲の無理解やハラスメント被害に苦しんでいると分かりました。
データを根拠に、就業時間外の会合の見直しやオンライン会議の促進を定めた、全国統一のガイドラインなどを岸田総理に要望しました。翌日には、林官房長官が必要な取り組みを進めるとの考えを示しました。
私は多様な人材が政治の世界に参加して欲しいと思います。政治の世界が市民の縮図でなければ、多様な声を拾えないからです。子育てに限らず、障がいがある方や介護中の方など、課題の当事者が議会に入ることで、スピード感を持って解決に繋げられると考えます。両立をしている議員が増えれば、効率や生産性に重きを置いた働き方を促せると思います。
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