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青葉区 コラム

公開日:2026.05.14

「うつ伏せが必要な手術があると聞きました」 コラム【58】 悠先生のちょっと気になる目のはなし

  • 加藤悠院長

    加藤悠院長

  • 悠先生のちょっと気になる目のはなし (写真2)

 眼の奥の網膜の手術をすることになった患者さんに「うつ伏せが必要か」と聞かれることがあります。正確には手術後にうつ伏せが必要な病気があるのです。

 「黄斑円孔」はモノを見るのに重要な眼の一番奥の黄斑に孔が開いてしまう病気で治療には手術が必要です。しかし、手術だけで治るわけではありません。

 手術終了時に眼の中を空気などのガスで満たし、そのガスが黄斑に当たるようにしてガスの表面張力で円孔を閉じさせます。ガスは水より軽いので上にいきます。黄斑は眼の一番後ろにあるのでガスを当てるためにはうつ伏せが必要で、病状にもよりますが術後1、2日間、行ってもらうことが多いです。ガスは自然になくなります。

 「網膜剥離」という病気も術後にうつ伏せが必要なことがあります。文字通り網膜が剥がれてしまう病気で、術後は同様にガスの力を使って一定期間網膜をくっつけておく必要があり、うつ伏せになってもらうことがあるのです。この場合長いと4、5日間に及ぶこともあります。

 日帰り手術のため、うつ伏せはご自宅で行ってもらえますが、その間お仕事などはできません。これらの病気は手術が終わってからも患者さん自身に頑張ってもらう必要があるのです。

市ケ尾町の「梅の木眼科医院」の加藤悠院長が、目を健康に維持するために大切なことを分かりやすく教えてくれるコーナーです(月1回第2週目に掲載)

コラム 梅の木眼科医院

〒225-0024 神奈川県横浜市青葉区市ヶ尾町1168-1

TEL:045-972-4911

https://www.umenokigannka.jp/

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