多摩区・麻生区 人物風土記
公開日:2026.05.08
2025年に行われた居合道の3つの全日本大会全てで優勝を果たした 箕輪 憲人さん 麻生区細山在住 37歳
一途に武士道追い求め
○…その歴史は340年。新選組の斎藤一も使い手だったという「無外流」を受け継ぐ国際居合道連盟鵬玉(ほうぎょく)会に所属し昨年、「形(かた)」「組太刀」「試し斬り」それぞれの全日本大会で優勝を果たした。1年間で3大会全てを制したのは男性では初。東京都心支部長を務め後進を育成しながら、直弟子として会長の指導を受け、日々稽古に励んできた。「『よくやった』と一言だったが、全てが込められていた。うれしかった」と笑顔をみせる。
○…鞘から刀を抜く一瞬の動作で相手を迎え撃つ居合。西生田小1年の時、父の勧めで始めた空手の大会で居合の演武も披露され、魅せられた。「真剣を振るう姿が印象的で、今でも覚えている」。高校まで空手を続け、卒業後は服飾の専門学校に進学し、バイク好きが高じてライダーの服を扱う輸入会社に就職。レース競技「モトクロス」の選手権に出たこともあるが、居合への思いは消えず、30歳になる頃に鵬玉会の門を叩いた。
○…技術、精神力、知識に長け「同じ人間とは思えない」と尊敬する会長に師事し、居合道の普及にも目を向ける。テレビ番組に出演し、依頼を受けて目隠しをして戦ったことも。「昔の実戦的な技術として、暗闇での戦い方も受け継がれている。結果、優勝できた」とにっこり。「居合をみんなに身近に感じてもらえるなら」と前向きだ。
○…昨年転職し、平日は退勤後、休日は道場で朝から晩まで稽古に励む。「やりたいと思ったら後先考えずにやる。そしてできる限り突き詰める」。今も大会を見に来てくれる家族の存在も大きな力だ。「生きるか死ぬかの中で磨かれ、先人たちが残してきた技術を自分も続けてつないでいく。武道界の歴史に名を残せたら、こんなにうれしいことはない」
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