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公開日:2026.07.30

JIKEマルシェ 暑さ対策で初の朝市 地元農産物の魅力伝える

  • 農産物や加工品を購入する来場者でにぎわう会場

    農産物や加工品を購入する来場者でにぎわう会場

  • 取材を受ける用田さん

    取材を受ける用田さん

 寺家ふるさと村「四季の家」が主催する「JIKEマルシェ」が、暑さ対策のため初となる朝市として7月20日に開催された。来場者数は約650人で、普段のマルシェ以上の人数が買い物を楽しんだ。

 同マルシェは、地域農業の持続可能性や田園風景の継承、地産地消推進をコンセプトに掲げ、2024年にスタート。会場には、寺家町や青葉区産の農産物、地元産の食材を必ず一つ以上使用した加工品やスイーツ、弁当、惣菜などが並ぶ。通常は年4回、午前10時30分から午後2時30分の時間帯で開催している。

朝採れ野菜

 今回の朝市を企画したのは、四季の家スタッフの用田(もちだ)英理子さんだ。昨夏の猛暑を機に、早朝開催を模索してきた。「夜市」の案もあったが「やはり野菜は朝採れが良い」と朝市を選択。併設するレストラン「寺家乃鰻寮(まんりょう)」の開店前で、駐車場が混雑しにくい午前8時から11時までの開催を決定した。

 出店者へ打診した際、早朝の準備は負担が大きいにも関わらず快諾を得た。今回は酷暑の中で屋外調理や販売が厳しいキッチンカーの出店はなく、地元農家や加工品業者など10店が集まった。

 当日は朝早くから多くの客が詰めかけた。前日は緊張で眠れなかったという用田さんは「これほど大勢が来るとは思わなかった。続々と訪れる来場者を見て泣きそうになった」と感無量の様子を見せた。

来場者層の変化

 このマルシェの立ち上げ当初から、チラシ作成やSNS発信でバックアップし、今回の朝市開催の背中を押したのが認定NPO法人「森ノオト」だ。同スタッフの坪井陽子さんは「普段は40〜50代の女性が多いが、朝市ではファミリー層や区外からの新しい来場者が目立った」と手応えを語る。

 金沢区から訪れた女性は「青葉区で大きなスイカが採れることに驚いた。都会的なイメージだったが、新鮮な野菜が作られていることが発見だった。おしゃれな加工品も素敵」と笑顔を見せた。

 好評を受け、用田さんは来夏の継続開催にも意欲を見せる。次回のJIKEマルシェは10月27日に新米、12月8日には冬野菜が並ぶ予定だ。普段の四季の家では時期によって地元の梨なども販売されており、地域の豊かな恵みを届ける場として定着している。

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