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公開日:2026.09.10

練武館石渡桜さん 県選抜で剣道全国へ 14年ぶり女子正メンバー

  • 竹刀を構える石渡さん

    竹刀を構える石渡さん

 区内で活動する錬武館(岩藤竜也代表)の石渡桜さん(あざみ野第二小6年)が、9月20日の全国大会に臨む神奈川県選抜の正メンバーに選出された。男子優勢の枠を破る14年ぶりの女子選出。前哨戦「富士山杯」も制し、勢いそのまま日本一へ挑む。

 今年5月31日に行われた神奈川県道場少年剣道大会。昨年は「ベスト8」と悔し涙を飲んだ石渡さんは、並々ならぬ想いで大会へ臨んだ。決勝戦では相手に先取を許す苦しい展開となるも、「まだ落ち着いて取り返せる」と冷静に対処。飛び込み面で追いつくと、試合終了間際に面を決めて見事な逆転劇で優勝を飾った。

 監督を務める父・諭さんも「もともとどんどん攻めるタイプ。試合を追うごとに調子が上がっていた」と振り返る。その勢いのまま6月の県選抜最終選考会(男女混合リーグ戦)でも並み居る男子選手を抑えて1位に輝き、県代表の座を掴み取った。

 チームで任されたポジションは、試合の流れをつくる重要な「先鋒」。8月23日に15都府県の強豪が集った前哨戦「富士山杯」では、先鋒として果敢に攻める姿勢を貫いてチームを優勝へ導き、全国へ向けて大きな手応えと自信を深めた。「一本取れた時もうれしいけれど、自分の力でチームの勝利に貢献できた時が一番うれしい」と話す。

仲間と日本一へ

 保育園の時に同館の稽古を見学し「防具をつけて戦う姿」に魅せられて竹刀を握った石渡さん。小学2年の終わりから練習試合へ積極的に出場するようになり、持ち前の負けず嫌いな性格も手伝って一気に剣道の魅力へ引き込まれた。

 現在は道場での週4日の稽古に加え、週末は遠征や練習試合に明け暮れる日々を送る。日課となっている毎日の素振りとランニングも決して欠かさない努力家だ。

 全国大会で見据えるのは「仲間とともに掴む日本一」の頂点。「富士山杯と同じくチーム全員で優勝を目指し、先鋒として良い流れを作りたい」。20日、青葉の誇りを胸に大舞台に立つ。

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