緑区版 掲載号:2018年11月29日号 エリアトップへ

中山二丁目 道路上に段差など設置 車両速度低減の実証実験

社会

掲載号:2018年11月29日号

  • LINE
  • hatena
スムース横断歩道手前で減速する車両
スムース横断歩道手前で減速する車両

 中山2丁目の生活道路で現在、車両の走行速度を低減させる実証実験が実施されている。道路上にハンプと呼ばれる台形状の段差などを設置するもので、市内で2番目の取り組みとなる。

 中山2丁目での実証実験は、国土交通省が2017年度に速度や急加減速などの履歴を記録する機能を持つETC2.0搭載車両から得たビッグデータ(約1万台)によって速度超過や急ブレーキが多発する生活道路を特定し決定された。

 対象となったのは、中山駅北口の中山地区センターから中原街道に接する休日急患診療所入口交差点までの区間。中山小学校の通学路になっているほか、最高時速30Kmに定められた「ゾーン30」になっているが、周辺の幹線道路や中山駅東側の踏切を回避する、いわゆる抜け道になっている。ビッグデータの分析結果を見ても車両が時速30Kmを超える区間が連続しており、急減速も集中。14年〜16年の間で自転車や歩行者との事故が5件発生していた。

 中山町自治会の相原磯光会長によると、地域住民から安全対策を求める声が数年前から上がっており行政に相談していたという。

対策協議会を発足

 今年8月には中山町自治会、中山小学校、緑警察署、緑土木事務所、国土交通省横浜国道事務所、横浜市道路局施設課などで組織された「中山町地区交通安全対策協議会」が発足。同地区での課題を共有したほか、住民からは「休日急患所前の交差点は下り坂のためスピードが出やすく、カーブになっているため見通しも悪い」「日常的に利用している車が多いので、視覚的対策(路面標示や注意喚起看板)では慣れてしまう。物理的な対策を行ってほしい」などの意見が出された。その後の協議会でも「実証実験では、路上駐車や交通渋滞に与える影響も検証してほしい」などの声も上がった。

 実証実験では、車両の速度が速く、安全性が危惧される4ケ所で物理的な対策が20日から試験的に実施されている。具体的には、ポールを立てて道路幅を狭くすることで車のスピードを低下させる「狭さく」(2種類)に加えて、「ハンプ」と呼ばれる台形状の高さ10cmの段差を設置。さらに、横断歩道を歩道の高さまで高くした「スムース横断歩道」も設置された。

 実験は12月17日(月)まで。周辺住民に対するアンケート調査も実施される。これらの結果を基に2019年1月30日に予定されている第3回協議会で住民らに実験結果が報告され、19年度以降の取り組みについて協議される予定だ。

 相原会長は「どのように安全な街を作っていくのか、将来を担う子ども達のためにも今後も検討していきたい」と話した。

緑区版のトップニュース最新6

アートパークで2日間

長津田音祭り

アートパークで2日間 文化

ジャズ企画も実施決定

11月14日号

県内不足数、3万人超

看護職員

県内不足数、3万人超 社会

厚労省が2025年推計公表

11月14日号

和洋の垣根超えコラボ

マルヤそら

和洋の垣根超えコラボ 経済

ラムレーズンで商品開発

11月7日号

内水氾濫に備え、下水強化

横浜市

内水氾濫に備え、下水強化 社会

多面的に対策推進

11月7日号

いじめ認知件数、過去最多

公立小中学校

いじめ認知件数、過去最多 教育

市調査で前年比2割増

10月31日号

地域交流の思い広がる

いぶき野太田さん宅

地域交流の思い広がる 社会

コミカフェの利用者増

10月31日号

高まる重要性 活用に本腰

ハザードマップ

高まる重要性 活用に本腰 社会

市、「規模超え溢水ある」

10月24日号

十日市場の歯医者 みどり歯科

安心の保険診療中心。車椅子のまま乗降可能な専用車で無料送迎できます。

https://midoridc.net/

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 3月14日0:00更新

  • 1月1日0:00更新

  • 8月16日0:00更新

緑区版のあっとほーむデスク一覧へ

最近よく読まれている記事

コラム一覧へ

緑区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2019年11月14日号

お問い合わせ

外部リンク