3年間を通して、積極的に部活動に取り組み、実績が顕著である生徒に贈られる神奈川県高等学校文化連盟連盟賞を区内で2人が受賞した。
ボールペン1本で勝負
霧が丘高校美術部の畠山芽生さん(3年)は、昨年12月に第66回神奈川県高等学校美術展で奨励賞を受賞。黒色のボールペン1本で描くペン画に挑んだ。作品名は「現実」。顔のみが鶏の人と人が対面して座っている様子を約3カ月をかけて描いたという。畠山さんは、「高校生活の集大成として、挑戦したことのなかったペン画で勝負をしたかった」と話した。
同部の山本文彦顧問は「テーマがはっきりとあり、独自の世界を追求した結果が賞につながったと思う」と評した。
本気で取り組んだ3年間
白山高校美術部の酒井春さん(3年)は、2年生での全国総合文化祭への出場や、昨年12月に神奈川県高等学校美術展で教育長賞を受賞したことなどが認められた。赤いポストの上などに鳩が乗っている作品「鳩(あつ)メール」を共同で製作した。
酒井さんは「3年間いろいろな作品を作ってきて、たくさん悩んだり、泣いたりした。でも、本気で取り組んだ結果、賞を頂けてとてもうれしい」と笑った。
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