児童同士がオンライン上で交流を楽しむ取組みが11日に行われた。
企画したのは、育児サークルマザプラスの代表を務める池田絢子さん(長津田在住)だ。
池田さんは「新型コロナウイルスの影響で、学校が休校となり、親子が家に閉じこもっている。少しでもストレスの発散になれば」と企画の意図を話した。
当日は、企業のオンライン会議などで使われるアプリ「Zoom」を活用していた。
池田さんの知り合いや、同サークルのブログなどで参加者を募り、緑区内のほか北海道などから9人が参加した。最初に参加者がオンライン上で自己紹介。最近、よく行っている遊びなどを児童らは紹介しながら、和やかな雰囲気で交流はスタートした。
その後、池田さんが進行役となり、1日のスケジュールを考える時間が設けられた。池田さんは「単なる交流でなく、休校となっている時期を有意義に過ごしてほしい」と話した。一人ひとり順番に勉強や家の手伝い、遊び、運動など、「今後、休校中の間に毎日何をするか」の計画を発表していた。
最後には、参加者のひとりの保護者がマスクの付け方など、新型コロナウイルスの対策方法を解説する場面もあった。
区内在住で参加した多比良環大君(8)は「休校中、みんなが今後どんなことをするか聞けて刺激になった。オンラインで交流できて楽しかった」と笑顔を見せた。
池田さんは「一斉休校で子どもたちから『一日が長い』『退屈だ』という声を聞いて、何かできないかと思った。今後も、何回か企画できれば」と述べた。
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