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ニーズ発掘し、人員確保へ
4月18日
竹山住宅管理組合協議会は、今後の竹山団地の在り方を考える「竹山未来会議」を初開催する。同協議会の稲葉壮二専任議長は「若い方など多くの住民の意見を反映し実現可能なビジョンを作っていきたい」とした。
総戸数約3300戸を有する竹山団地の竣工は1971年。今年で築50年となり、建物も老朽化している。また、居住者は約6700人だが高齢化率44%(緑区の高齢化率は23・7%)と、高齢化が問題になっている。
竹山団地には25の管理組合が存在しており、現在約15の組合が竹山住宅管理組合協議会に加盟し、年4回の定例会で情報交換などを行っているという。
子や孫に引き継ぐため
同協議会は、竹山団地を限界集落にしないため、各管理組合から代表者を募り徹底した議論を行い、団地の未来を考え、実現可能なビジョンを創ることを目的に「竹山未来会議」の開催を決定した。会議は、市のマンション・団地コーディネート支援事業に採用され、市から派遣されるコーディネーターの支援を受けながら、団地再生のビジョンを作成することが目的。会議で作成されたビジョンは、各住宅管理組合の長期計画の指針となり、実行性のある事業計画につなげていくことを目指す。
稲葉専任議長も「避けては通れない問題」とするように、想定される議論内容の一つに、住民の8割以上の同意が必要な「建て替え」か「長寿命」かの問題がある。
また、長寿命の団地にするためには、高齢化に対応するためのエレベーター設置の検討など、設備面の課題もある。その他、団地内にある竹山団地中央商店街の活性化などが挙げられる。さらには入居希望者が増えるよう魅力的な環境づくりが必要とされている。
「若い方など幅広く住民の声が反映する実現可能なビジョンを創りたい。また、今後は自治会と一緒に情報を共有し、取り組んでいきたい」と稲葉専任議長は話す。
第1回の開催は26日を予定していたが、新型コロナの影響で10月以降への延期が決まっている。
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