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公開日:2022.05.26
FCカルパ
女子ジュニアユース発足
中学生の受け皿に
緑区を拠点に活動する少年少女サッカーチーム「FCカルパ」が、ジュニアユースの女子チームを立ち上げ活動をスタートさせた。緑区内では初。岩永豊司代表は「小学年代からサッカーを始めた子たちの中学生以降の受け皿になれば」と語った。
横浜サッカー協会の女子委員会で委員を務める岩永代表によると、日本サッカー協会では、多世代の女性がサッカーを気軽に楽しむことができる「なでしこひろば」を開催するなど、女子サッカーのすそ野を広げることを目的とした活動を行っているという。
一方で、区内では緑区少年サッカー連盟に加盟する12チームの中で中学生年代の女子チームはなかった。小学生からサッカーを始めて「卒業後も続けたい」と考えた際に、中学校に女子サッカー部がない、男子と一緒に続けるには体力的にもメンタル的にも障壁があるなどの理由で辞めてしまう選手がほとんどだという。クラブチームに通う場合にも選択肢が限られるほか、時間や金銭面でも負担がかかることなどが支障となることが多い。
部活との両立も
現在は、同チームで小学生の時から活動していた3人と、近隣チームからの3人が加わり6人が所属。6人全員が中学1年生で平日の練習は1〜2日。そのため、それぞれ中学校では陸上部やバドミントン部などに所属し、チームと部の活動を両立している選手が多いという。週末には、横浜サッカー協会の公式戦に出場し、これまでの戦績は1勝1敗(大会規定により小学5年生以上の選手を加えたメンバーで出場)。6月には神奈川県サッカー協会の公式戦も控える。
キャプテンを務める勝岡茉小乃(まこの)さんは「みんな仲良し。それぞれがどのポディションでもプレーできるようになるなど、みんなで上手くなりたい」と話し、岩永代表は「みんな明るくチームとしてまとまっている。今後は高校生以上の受け皿などを作り、多くの女性がサッカーに親しめるような環境を整えられたら」と、展望を語った。
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