横浜市の山中竹春市長が地域住民らと直接対話する「市長と語ろう!」が10月6日、区内の竹山団地にある竹山カフェ(神奈川大学サッカー部食堂)で実施された。竹山の地域活性化について語り合い、互いに交流を深めた。
参加したのは、竹山連合自治会の吉川勝会長、高橋明美事務局長、星川敬博経理局長、同大サッカー部の大森酉三郎(ゆうざぶろう)監督、同部の部員でいずれも4年生の永谷陵之佑主将と箕輪実潤副主将、横山医院 在宅・緩和クリニックの横山太郎院長、神奈川県住宅供給公社の水上弘二・運営企画課長の8人。「大学との連携による地域活性化〜竹山団地プロジェクト〜」をテーマに、山中市長と対話した。
同プロジェクトは、2020年に連携協定を締結した同大と県住宅供給公社が、地域と協力して進めている取組。同部の学生が竹山団地に入居し、学生による団地周辺の落ち葉清掃や小学生向けの学習支援、高齢者向けのスマートフォン教室などを通じて、竹山地区の活性化や課題解決などを目指している。
「誇りに思える」
会場では大森監督が山中市長に、部員約60人が寮として竹山団地で暮らしていることなどを紹介。「地域の課題解決に取り組むことで、学生たちは物事を成すためには汗をかかなければいけないことを学んでいる」と伝えた。
山中市長が学生の入居による地区の変化について質問すると高橋事務局長は「地域が明るくなった」、吉川会長は「チームワークの基礎がすでにできている人たちが来てくれたのは素晴らしいこと」と語った。
対話を通じ「学生自身が成長を感じられるプロジェクト。さまざまな地域にとってのモデルケースになっていると感じた」と山中市長。永谷主将は「自分たちの活動を誇りに思える」と力強く話していた。
また、山中市長はこの日、同カフェ近隣の「ふれあいさろん竹多久(ちくたく)」で実施されているスマホ教室を見学。学生や高齢者との交流を深めた。
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