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公開日:2023.10.26

女子プロレス尾崎魔弓さん
ギネス認定を市長に報告
最高齢の優勝タッグペア

  • 山中市長に認定証を見せる尾崎さん(中央)とジャガーさん

  • 認定証を受け取る尾崎さん(右)とジャガーさん(中央)。OZアカデミー提供

 緑区を拠点とする女子プロレスラー、尾崎魔弓さん(54)が10月20日、ジャガー横田さん(62)と市庁舎を訪れ「優勝した最高齢ペア(女性)」としてギネス世界記録に認定されたことを山中竹春市長に報告した。山中市長は「今後も記録を更新してください」と2人を讃えた。

 尾崎さんは、1998年に「悪役養成学校OZ(オズ)アカデミー」を創設。2006年に団体化し、現在は緑区を拠点に活動している。

 尾崎さんとジャガーさんの2人は、4月に後楽園ホールで行われた「OZアカデミー認定タッグ選手権」でのベルト奪取を目指して初めてペア(AGE115)を組んだ。試合では、加藤園子・水波綾ペアに対して、相手に肩車をした状態から後方回転をするリバースウラカン・ラナからエビ固めを決め王者の座を奪取。第38代王者に輝いた。この試合に勝利したことで、「2人の合計年齢が115歳で最高齢ペア」としてギネス世界記録に申請。8月20日には初防衛に成功。同日、「タッグチームプロレスリングチャンピオンシップを優勝した最高齢ペア(女性)」の記録名で認定された。記録は「116年と80日」(2人の誕生時からの日数を合計し、365・25で割った日数)。

 山中市長を表敬訪問した2人は、ギネス世界記録に認定されたことを報告。認定証を見た山中市長は「今後も記録を更新し、女子プロレス界をけん引していってほしい」と言葉をかけた。

 ジャガーさんが「安心して見ていられる。他の選手と比べて経験値もあるし」と話すと、尾崎さんも「自分が60歳を過ぎて同じ動きをできる自信はない。心強いよ」と互いを讃えた。

「まゆみ先生」の顔も

 現在緑区内在住で、これまで一日警察署長や一日郵便局長を務めるなど地域貢献を行っている尾崎さんは、現役王者として君臨する一方で、「まゆみ先生」としての顔も持つ。長年の「保育士になりたい」という夢を叶え、2020年4月から「マームゆりかごながつた保育園」(NPO法人マームゆりかご)で働いている。同法人理事長の小山秀一さんは「まゆみ先生は明るく優しく子どもたちの人気者です。お散歩が上手なんですよ。女子プロレスラーと保育士の二刀流で頑張って頂いています」と話した。

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