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緑区 社会

公開日:2026.04.23

憲法の「そもそも」を学ぶ 霧が丘で楾氏が講演

  • 興味深く講演を聞く来場者

    興味深く講演を聞く来場者

 霧が丘デポー集会室で4月18日、憲法に関する著書『檻の中のライオン』を書いた楾(はんどう)大樹氏を招いた講演会が行われた。「憲法について理解を深め、地域で話し合える場があれば」という思いで生活クラブ生協の店舗「霧が丘デポー」を運営する運営委員会が主催した。

 運営委員の冨田香織さんは「先の選挙のあと、『改憲』というワードがニュースで飛び交うようになったが、もしも憲法改正の国民投票が行われたときに、自分できちんと考えて投票ができるのか。そもそも憲法とは何か、関心を持っている人も多いはず」と同イベントを企画した。

多様な世代が参加

 当日は近隣住民ら約50人が参加し、会場は満席に。小学生や高校生、子育て世代、高齢者など多様な年齢層が訪れた。

 楾氏は著書の内容を基にしながら、時事的な話題を織り交ぜて約2時間半の講演を行った。「憲法とは何か。右や左に分かれる以前に、前提を共有することが大事。議論をするための土俵が壊れていませんか」と来場者に呼び掛け、実際に憲法の条文と照らし合わせながら選挙や国会などの制度について解説をしていた。憲法を檻に、国家権力をライオンに例えた分かりやすさと、楾氏のユーモアある語りで会場は終始和やかな雰囲気だった。

 霧が丘から参加した70代の女性は「憲法の見方や位置づけなど、漠然としていたことがはっきりしていく感覚があった。何かあったときに参考になる。文句を言うだけではなく、学ぶことが大切だと思った」と興味深く講演を聞いていた。また、新治町から母親に誘われて親子で参加したという小学6年生の男児は「社会の授業でちょうど憲法について勉強している。分かると面白い。テレビで国会中継を見てみようと思った」と関心を深めていた。

 盛況となった講演会の様子を見て冨田さんは「政治や憲法は誰もが関わりのあること。人が集まって話し合える空気感や機会をこれからも作っていけたら」と今後に向けて意欲を語った。

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