県大会に挑んだ８人の選抜メンバー
大綱中学校の女子陸上競技部は11月10日、神奈川県中学校女子駅伝大会に出場。２位でゴールし、初の関東大会への出場を決めた。59チームが出場し、４位までが12月２日に行われる関東大会へ進める。金沢区の八景島と海の公園を周回するコースでタイムを競った。
１区を務めたのは、まとめ役のチーム主将、阿部真子さん（３年）。トップとの差を意識しながら、流れを作った。良いスタートでつないだ２区では、好記録を持つ日下野美羽さん（３年）が12位から３位まで順位を上げた。予定通りの展開で好調に進み、３区の伸び代ある初出場の北原怜奈さん（１年）が２位へとさらに上へ。トータルの流れを考慮しながらペースを維持したことが功を奏した。秋になって急激に力をつけたという綿貫琴弓さん（２年）が挑んだ４区。中間点の坂道は皆ペースが落ちやすい場所だが、「先輩の思いを頭に浮かべながら」保ち続けたという。アンカーを務めたのは安心感のある走りが特徴の小野沢彩音さん（３年）。後ろに詰められないよう、そしてトップとの差も意識しながら、落ち着いた走りを見せた。５人５様の力を発揮し、見事２位でゴールを決めた。
顧問の林弘幸教諭は、「関東大会では入賞・県内トップを目指します」と力を込めた。
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