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公開日:2022.01.01

新年の船出に宝船
小机町・松本さん 制作

  • 宝船と松本さん。手前は中サイズの宝船

    宝船と松本さん。手前は中サイズの宝船

 五穀豊穣、商売繁盛を願い、たくさんの野菜を積み込んだ宝船。新年への船出として1月4日から東京都の豊洲市場や大田市場、横浜市中央卸売市場などに出荷され、縁起物として首都圏の商業施設やスーパーなどに飾られる。



 この宝船を作っているのが、小机町のよこはま小松ファームの松本勝彦さん(74)だ。祖父の勧めで制作を始め、35年以上。普段は飲食店などに出荷する農家だが、11月になると材木から船を制作。マメ・小・中・大・特大の5種類があり、100隻以上がずらりと並ぶ。船が出来上がると、中に野菜を詰め込む。特大は全長3メートルほどで、積み込む野菜は800kgにもなるという。



 昔は縁起物として飾り物を作る農家が他にもあったが、高齢化と共に手掛ける農家は関東でほとんど見られなくなった、と松本さんは話す。



 それでも「市場にとっては1年の事始めで、景気づけになる。体力の続く限りは続けたい」。一昨年には横浜市庁舎の完成に合わせて、宝船が庁舎内にも飾られた。



 各所の初市を活気づける松本さんの宝船。近隣では、トレッサ横浜などで飾られる予定だ。

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