神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
港北区版 公開:2023年7月27日 エリアトップへ

神社と高等専修学校 奉納演芸祭盛り上げ、共に 学び活かし、ポスターも制作

文化

公開:2023年7月27日

  • LINE
  • hatena
ポスターを制作した学生と奉賛会メンバー
ポスターを制作した学生と奉賛会メンバー

 宗教法人八杉神社と学校法人恭敬学園横浜芸術高等専修学校は、同神社で開催予定の「秋の例大祭〜奉納演芸祭〜」を盛り上げる企画を進めている。その一つとして、同校の生徒がポスターを制作し、メインポスターの選考会を実施。ポスターには、楽しめる仕組みが盛り込まれており、7月中に大豆戸町内の掲示板などに貼り出される予定。

 4年ぶりの奉納演芸祭。同奉賛会メンバーの高齢化などにより運営が困難な面もあったが、同神社総代の小谷田作夫さんが同校に協力を依頼し、今回の企画が始まった。ポスターは、横浜市内在住のイラストレーターのイクタケマコトさんを講師に招き、同校のマンガ・イラストコースと美術コース所属の生徒8人が1人1作品を制作。7月8日には同奉賛会メンバーを招いてメインポスターの選考会を行い、生徒らは作品披露とそれに込めた思いを伝えた。選ばれたのは美術コースの前田佳澄さん(1年)の作品。「ポスターから親しみを感じて演芸祭に参加してほしい」と発表し、「クライアントと対面して作るのは初めてで、しっかりしたものを作りたいと思った。選ばれて驚いたけど嬉しい」と口にした。

当日は朗読劇なども

 ポスター制作のほか、奉納演芸祭当日の9月3日(日)に、同校声優コースの生徒の朗読劇、ダンス&ボーカルコースの生徒のダンスパフォーマンスなどの企画も。

 朗読劇「大銀杏の古木が語ってくれた八杉神社ものがたり」の脚本は同奉賛会役員の村上芳信さんが台本を作成。大倉精神文化研究所の客員研究員でもある村上さんは、以前から八杉神社の歴史を調査し、神額などの文化財登録に向けて動いている。現在、文化財指定には至っていないが、今年3月、「橫浜の文化財二十八 橫浜市文化財調査概報」に掲載。また、宗教法人八王子神社と宗教法人杉山神社の2つの法人が合併してできた八杉神社は、村上さんによると「合祀ではなく合併した神社は、八杉神社が唯一」。朗読劇は、同神社の歴史や由来などが分かる内容になっている。村上さんは「横芸との協力が一つの契機になれば」と期待を込めた。

港北区版のトップニュース最新6

42年ぶり 県の頂点に

武相高校硬式野球部

42年ぶり 県の頂点に

「雑草軍団」関東へ臨む

5月16日

家庭との連絡法を統一

横浜市立学校

家庭との連絡法を統一

アプリ活用で新システム

5月16日

DX対応でサイト新設

地域子育て支援拠点

DX対応でサイト新設

6月開始のアプリと連携も

5月9日

文科大臣表彰を受賞

北綱島特別支援学校

文科大臣表彰を受賞

五感で“読む”読書実践

5月9日

地域の交流生み出す

町カフェ

地域の交流生み出す

オープンから4カ月

5月2日

子育てに「ゆとり」創出

山中市長インタビュー

子育てに「ゆとり」創出

直接支援で実感へ

5月2日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月20日0:00更新

  • 2月18日0:00更新

  • 6月25日0:00更新

港北区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月18日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook