第3回港北消防フォトイベント「BAE1グランプリ」で最優秀賞を受賞した 玉川 真さん 仲手原在住 57歳
変わりゆく時代を楽しむ
○…「あ、良いな」。そう思った瞬間、ぱっとシャッターを切った。「偶然撮れたんですよ。ラッキーでした」。港北消防署出初式の一斉放水を捉えた写真が、第3回港北消防フォトイベント「BAE1グランプリ」最優秀賞に輝いた。応募のきっかけは、以前入賞したことのある知人の勧め。「私の写真が、皆様の防災意識向上に繋がればありがたいです」
○…東京都杉並区出身。自動車ディーラーに勤め、港北区には30年ほど前に引っ越してきた。「駅を降りると目の前に妙蓮寺と商店街、昔ながらの街並み。ずっと変わらないですね」と話す。コロナ対策で始めた徒歩通勤は習慣になり、片道80分の道を歩く毎日。「歩くのは好き。何か閃くのはいつも歩いている時」
○…ステレオやラジカセ、フィルムカメラ。「面白いものが溢れていましたね」と学生時代を振り返る。とりわけ好きだったのは音楽。コピーバンドを組んで、ドラムを叩いていた。大人になり一度は離れたものの、2年ほど前に自宅近くで開かれているドラムレッスンを発見。「やらない手はないな、と思って」。ときには、偶然居合わせた参加者でセッションすることもあるそう。「特別上手いわけじゃないですよ。でも色々な人と出会えて楽しい」と照れ笑い。
○…「色々なモノが形を変えるのを見られる、ラッキーな時代を生きた」。フィルムの現像が楽しみだったカメラも、レコードで聴いていた音楽も、今ではスマホ一つだ。「今回の受賞で、また積極的に写真を撮りたくなった。昔も良かったけど、今は今で別の良さがある」と穏やかながら声を弾ませる。「モノに限らず、地域や風景も。移り変わる面白さを楽しんでいきたいですね」
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