ホールインワンの盾を手に微笑む森川さん
綱島東在住の森川十季（とき）さん（13）は、プロゴルファーになるために日々練習に励んでいる。
６月は関東中学校ゴルフ選手権・決勝大会に出場。８月に開催された２０２４ゴルフダイジェスト・ジャパンジュニアカップ（12〜14歳女子の部）では、ホールインワンを達成した。「狙っていたけど、まさか入るとは思わなかった」と自身初の記録を振り返る。
ゴルフを始めたのは小学２年生の時。父の練習を見ているうちに興味が湧いた。徐々に練習を増やし、平日は日吉カントリーで１時間程、土日は千葉県のスクールで７時間程費やす。得意とするのはドライバー。食事を意識し練習を重ねて力を付けていった。現在の課題は、狙った先の目標に対しての正確性。「意識しすぎると力が入りすぎてしまう」と話す。
自身が通う樽町中学校では卓球部に所属している。「動きが似ているところがあり、ゴルフにつながれば」と期待を込める。
目指しているプロゴルファーは岩井明愛選手。プレー中に見せた、観客への気遣いに魅せられた。岩井選手のように、周囲への思いやりを大切にし、ゴルフの技術も磨いていく。10月７日には、関東中学校ゴルフ選手権・決勝大会個人予選が控えている。
「パープレーを出し、良い成績を残したい」。アメリカツアーで活躍するプロゴルファーになることを夢に、今後も邁進していく。
練習する森川さん(日吉カントリーで)
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