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胃カメラ・大腸カメラを受けませんか? 横浜労災病院 内視鏡部長 内山詩織
「早期診断できれば胃がんや大腸がんを内視鏡治療だけで治すことができます」
横浜労災病院内視鏡部長の内山詩織医師によると、日本人のがんによる死亡数は38万人に上り、胃がん、大腸がんの死亡率は男女ともに近年トップ5に入る。胃がん・大腸がんの早期発見・早期治療により5年生存率は90%以上だが、早期発見・早期治療の重要性について正しい理解が十分とは言えないという。
「つらい」というイメージが多くあるため、検査を受けるハードルが高く感じられる内視鏡。内山医師は「しかし最近は、鎮静剤を使用して眠っている間に検査を行うことが増えています。当院でも毎日内視鏡検査をしており、胃カメラ、大腸カメラともに鎮静剤を使用し楽に検査を受けていただけます」と話す。
また、胃カメラ・大腸カメラを受けて早期に発見できたがんは、いわゆる外科が行う開腹手術ではなく、通常の胃カメラ・大腸カメラを使用して内視鏡で病変を切除する治療が可能。特に、内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)は近年進化してきた治療方法であり、カメラの先端から粘膜を切除できる器具を出して粘膜を削いで切っていく。「当科では消化管治療専門のスタッフが複数在籍し、近隣のクリニックからも多数紹介していただいていることもあり、ESDの件数もこの数年で1・5倍以上に増加しています」と内山医師。
鎮静剤や鎮痛剤を使用しながら治療を行うため、眠っている間に治療できる。開腹手術ではないため体力も落ちる心配もなく、同院では1週間前後で退院できるという。切除した病変を病理医が詳しく調べたのち、早期のものでリンパや血管にがんの組織はないと判断されれば、内視鏡治療だけで治療は終了となる。内山医師は「早期に発見して治療するために、まずは胃カメラ・大腸カメラを受けることをお勧めします」と呼びかける。
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