港北区 社会
公開日:2025.10.30
官民連携で防犯意識向上
3信金と注意喚起
港北企業防犯協会(篠沢秀夫会長)は10月20日、県民総ぐるみで防犯活動の活性化と防犯意識の向上を図る「安全・安心まちづくり旬間」に合わせ、イオン横浜新吉田店前で防犯啓発イベントを開催した。
同イベントでは、特殊詐欺や自転車盗など、身近に潜む脅威への対策が重点的に強調された。港北警察署の檜皮誠生活安全課長は冒頭のあいさつで「犯罪をなくすには警察だけでなく住民の協力が不可欠です」と訴え、同協会の篠沢会長は「地域の安全のため官民一体となって、港北区を住み続けたいまちにしましょう」と話した。地域金融機関である城南信用金庫綱島支店の北谷将章副支店長は、「大切なお金と暮らしを守る」使命として、窓口での「お声かけ」等による特殊詐欺被害の未然防止に取り組んでいることを説明した。
また、綱島の3信金(城南信用金庫・横浜信用金庫・川崎信用金庫)の女性職員3人が「一日警察官」に委嘱され、地域住民の安全安心のために職務を全うすることを誓った。その後、参加者は買い物に訪れた地域住民に防犯啓発グッズを配り、犯罪防止への協力を呼び掛けた。
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