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公開日:2026.07.21
プラチナ世代の仕事探し ハローワーク港北に聞く
人生100年時代を迎える中、横浜北部エリア(青葉区、緑区、港北区、都筑区)で65歳以上の「プラチナ世代」による求職活動が活発化している。ハローワーク港北(港北区新横浜)では、概ね60歳以上を対象とした専用窓口を設け、再就職を支援している。同所への取材から、プラチナ世代の仕事探しの現状と再出発へのヒントを探った。
生きがい求め
ハローワーク港北によると、65歳以上のプラチナ世代からは「体力に無理のない仕事を探したい」「短時間や週数日だけ働ける求人はあるか」「これまでの経験を生かせる仕事はないか」といった具体的な相談が多く寄せられている。仕事を探す目的は単なる収入の確保にとどまらない。「社会とのつながりを持ちたい」「健康維持のために働きたい」など、生きがいを求める声が目立つ。特に70代以上では、生活の張り合いや人との交流を求めて新たな一歩を踏み出す人が多いという。
横浜北部エリアは住宅地やマンションが多い地域特性があり、マンション管理人や清掃スタッフ、施設警備員などの求人が比較的多く見られる。また、港北区や都筑区を中心に大型商業施設や物流拠点もあるため、仕分けなどの軽作業、公共施設の用務員、調理補助といった仕事も豊富。これらは勤務時間や日数などを調整しやすく、自宅近隣で働きたいというプラチナ世代のニーズに合致している。長年の会社勤めで培った経験や対人能力を生かし、地域社会でいきいきと活躍する人も少なくない。
同所の担当者によると、セカンドキャリア成功への第一歩は、過去の職歴や成果を丁寧に整理することだという。▽自身の強みが明確になり、的確にアピールしやすい。▽「社会貢献したい」「やりがいを得たい」など、何を目的に働くのかを明確に。▽面接では過去の実績だけでなく、豊富な知識を生かして入社後にどう貢献できるかを具体的に伝えることが重要。▽企業の選考では「協調性」が重視される――。「経験は強みだが、若い世代と協力し、会社の方針を柔軟に受け入れる姿勢が採用への近道です」と担当者は話す。
専門相談員がサポート
同所では、概ね60歳以上を対象とした「生涯現役支援窓口」を設置し、専門の相談員が個別の相談から応募書類の作成、面接対策までサポートしている。毎月のセミナーで活動の進め方を伝えるほか、市シルバー人材センターと連携した事業紹介も実施。さらに、プラチナ世代歓迎の求人を対象としたミニ面接会も開催し、企業と直接出合える機会づくりに注力している。同所の担当者は「『今さら働けない』と不安に感じる方もいるかもしれませんが、65歳以上を歓迎する求人は多く、体力やライフスタイルに合わせた働き方が選べます」と語る。さらに「仕事に生かせるのは職歴や資格だけではなく、『人と接することが好き』『体を動かすことが好き』といったことも立派な強み。働くことは心身の健康維持や充実した人生の実現にもつながります。何から始めればよいか迷う方は、ぜひ窓口へ。年齢を理由に諦めず、まずは気軽に一歩を踏み出してほしい」と力強いエールを送る。
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