港北区 トップニュース文化
公開日:2026.08.27
新音頭で広がる地域の輪 「師岡粋の会」が踊りで交流
師岡町を拠点に活動する「師岡粋(すい)の会」(今井悦子会長)が盆踊り講習会に参加し、今夏完成した新曲「もろおか音頭」を披露、多世代が輪になり踊りを楽しんだ。実際の夏祭りの場で実践する流れも生まれ、伝統文化を次代へ継承する新たな地域連携が進んでいる。
地域民踊の保全に取り組む「みなと会」(関大輝代表)主催の盆踊り講習会が8月11日に中区で開催され、招待された「師岡粋の会」が今夏完成させた新曲「もろおか音頭」を披露した。講習会は約40人の参加者で盛況となった。さらに、その直後に開催された「トレッサ夏祭り」でも、両会や獅子ヶ谷自治会婦人部が協力してやぐらの上で同音頭を踊った。講習会で習った地域の踊りを、実際の盆踊りの大舞台で大勢の来場者や子どもたちと一緒に実践する好循環が生まれ、「大きな成果となった」と関係者は喜ぶ。
同音頭は、師岡粋の会を率いる今井会長の誕生日である6月1日に完成したオリジナル曲だ。作詞や作曲、歌、振り付けのすべてを師岡町の住民が手掛け、歌詞には地元「師岡熊野神社」の「鎮守の森」などが織り込まれている。「10年越しの悲願です」と今井会長。
「易しくわかりやすく」
誰でも親しみやすいよう、タイトルはひらがなで表記される。小さな子どもから高齢者まで親しめる曲調が特徴で、制作の際には地域内にある4つの町内会代表の意見も取り入れ、住民に長く愛される曲作りを徹底したという。
地域を挙げた普及活動の一環として、師岡小学校での教育活動とも深く連携している。6月には、同校3年生のクラスから総合学習での指導を依頼され、粋の会メンバーが同校を訪問。盆踊りの歴史や地域の特徴を伝えるとともに同音頭のレクチャーを行った。また、7月25日に同校校庭で開催された縁日盆踊り大会では、総合学習として取り組んできた児童たちがやぐらの周りで元気いっぱいに踊りを披露し、練習の成果を発揮した。
今井会長は、約30年前に師岡町へ転入。地域で踊り手が減少している現状に危機感を抱き、2015年に同会をボランティアグループとして立ち上げた。最初は数人での出発だったが、地道な活動が口コミで広がり、現在は20人以上の子どもを含む約60人の会員を抱える。「温かく育ててくれた地域への恩返しとして、この踊りを次の世代にしっかり継承したい」と今井会長。地域が一体となって育む新たな音頭は、住民たちの温かな絆を未来へと紡いでいく。
ピックアップ
意見広告・議会報告
港北区 トップニュースの新着記事
コラム
- LINE・メール版 タウンニュース読者限定
毎月計30名様に
Amazonギフトカード
プレゼント! -

あなたの街の話題のニュースや
お得な情報などを、LINEやメールで
無料でお届けします。
通知で見逃しも防げて便利です!












