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メイドインつづき パラスポーツ普及へ始動 車イスバスケ体験

社会

掲載号:2020年8月20日号

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参加したメンバーら
参加したメンバーら

 都筑区内中小製造業などが集まる「メイドインつづき」は、ものづくりの力でスポーツ車イスの改良や、パラスポーツの普及をめざすプロジェクトを立ち上げた。4日に、初のイベントとして元パラリンピック選手の上原大祐さんを講師に車イスバスケ体験会を行った。上原さんは「体験することでものづくりに生かしてもらえれば」と話した。

 メイドインつづきのメンバーの一人がイベントで、パラアイスホッケーメダリストで3度のパラリンピックへ出場した上原さんと出会ったことが同企画のきっかけ。パラスポーツの普及や障がい者向けのものづくりを行っていることを知り、「ものづくりを専門的に行う我々にできることがあるのでは」と同プロジェクトを考案。

 車イスバスケ等のパラスポーツは、タイヤのゴム跡や転倒時の傷つきから体育館など施設利用を断られることもあるという。そこで、床を傷つけにくいタイヤの製作や、より強い衝撃に耐えられる車イスに改良できるよう、まずは、用具の知識や取り扱い方法、課題を見つけるために車イスバスケの体験会を実施した。

活動を広げていく

 プロジェクトのキックオフイベントとなった車イスバスケの体験会には、メイドインつづき参加企業のメンバーや横浜ビー・コルセアーズの森井健太選手など約20人が集まった。上原さんからレクチャーを受けながら、参加者は白熱した試合を繰り広げた。

 参加したメイドインつづきの近藤芳正さん(ミカワ精機代表)は、「操作方法が難しかった、明日は筋肉痛かも」と笑顔を見せながら「体育館に傷がつきにくいタイヤの開発などができれば使用できる場所が増えるかもしれない」と製作に意気込んだ。また、会場となった国際プールの吉田文雄館長は、「私の仕事はスポーツの普及だけでなく、スポーツを使ってまちを作ること。今日のこの出会いが始まりとなってコミュニティが広がっていけば」と期待を込める。上原さんは参加者に「いい車イスを作ってくださいね」と笑顔で呼びかけ「パラスポーツはみんなができるスポーツ。今日感じた楽しさを胸にこのプロジェクトを通じてパラスポーツが広がれば」と話した。

 今後は、車イス改良に向けたヒアリング等を行っていく予定。近藤さんは「メイドインつづきとして、困っている人のために行動していく」と話した。

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