都筑区 経済
公開日:2026.04.23
ホリウチのシーチング リハビリ患者に活用 販路開拓支援で試験導入
横浜市は2025年度の「販路開拓支援事業」で認定された市内中小企業の6商品について、市内の行政現場15カ所でモニター導入を開始した。認定商品は1年間、実際の現場で試用の後、その使用感や意見が事業者にフィードバックされる。
裁縫資材で仮縫いなどに使われる国産綿100%の「シーチング」生地が認定された茅ケ崎中央の株式会社ホリウチ(堀内三千雄代表取締役)は、横浜市立脳卒中・神経脊椎センター=磯子区=で、お手玉や麻痺した手の補助具など布製の訓練道具の作成に使用されるという。
堀内さんによると、シーチングはこれまでにも異業種で利用されたことはあったが、医療業界では初めてとのこと。納品したのは95cm×55mのシーチング一反分。「無地の生成りなので汎用性もあり、色も癒しにつながるのでは」と語った。また「行政で使用されたという実績で、ブランド力向上につながれば」と期待した。
同センターによると、リハビリで使用するお手玉は、患者の状態によって、同じ道具では対応できないことも多く、大きさや重さ、手触りなどを調整しながら、個々の状態にあわせた工夫が必要なため、職員が手作りで作成することがほとんどだという。シーチングのような扱いやすい素材を用いることで、「個別性に応じた道具作成がしやすくなり、より適切な支援につながるのでは」と依頼した理由を述べた。
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