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公開日:2026.07.16
中央大学附属横浜中学校・高等学校 競歩3人 インターハイへ 南関東大会で上位に
関東高等学校陸上競技大会の南関東大会が6月、茨城県内で開催され、中央大学附属横浜中学校・高等学校の海田悠貴さん、石毛海(み)帆(ほ)さん、高橋野乃さん(いずれも高校3年)が男女別の5000m競歩で上位の成績を収めた。3人は7月下旬から滋賀県内で開催される高校総体(インターハイ)に出場する。
今年こそは絶対に
競歩に打ち込む先輩を見て「格好良いし、楽しそう」と感じ、高校1年から同種目を始めた海田さん。5月の県総体で優勝の栄冠を手にし、県王者として南関東の舞台に臨んだ。
「あまり緊張はしなかった」という当日、日頃の練習の成果を生かしたスピードに乗った歩きを見せ、21分07秒57のタイムで2位を獲得した。
海田さんには2年生の頃、レースを通じて味わったある苦い経験がある。当時、インターハイ出場を懸けて挑んだレース中、上位で歩を進め、出場権獲得が目前に迫っていた。ところが、他の選手がスピードを上げてきたことが分かると、一瞬、自身の歩形が乱れてしまった。その瞬間、無念の失格。容赦などない、敗退という現実に胸が震えた。
「今年こそは絶対にインターハイに行きたい」。そう誓って臨んだ今回の大会。2位を獲得するも「タイムには満足していない」と海田さんは話す。8月1日(土)に挑む全国の舞台では「入賞を目指し、自分の全力を出してレースを終えたい」。日々の練習に、一層の気迫がこもる。
自己ベスト更新
高1の夏から競歩を始めたという石毛さん。歩幅が狭いという自身の課題を自覚し「歩幅を広くするよう意識して練習している」と話す。
南関東でのレース当日は悪天候のため、スタートが1時間ほど遅れた。本番を目前に「少し不安があったけれど、時間ができたことでちゃんと気持ちを切り替えて臨めた」という。
「5位以内に入るのが目標だった」石毛さん。日々の鍛錬の成果を発揮し、「自己ベストを30秒くらい更新できた」。24分29秒22のタイムで2位となった。
これが自身初のインターハイ出場となる石毛さん。「全国の速い選手たちと自分がどこまで戦えるのか、勝負したい。インターハイでも自己ベストを更新したい」。熱意を胸に7月31日(金)、レーススタートの号砲を聞く。
強い気持ちを携えて
高橋さんは昨年に続き、2年連続でのインターハイ出場となった。今回の南関東では25分31秒45のタイムで4位入賞。「1カ月くらい前から緊張していた。でも当日は『楽しまないともったいない』と思って、前向きな気持ちで臨んだ」
実は、体の痛みと戦いながら勝ち取った出場権だった。「数カ月前に腰をけがしてしまった。疲労骨折の一歩手前。病院でお医者さんに『2カ月、練習しないで』と言われた」と高橋さん。ただ「絶対にまたインターハイに出たい」という気持ちが強かったため「両親を説得して練習した」と語る。「4位という結果は悔しかったけれど、インターハイに行けることになって良かった」。7月31日に挑む本番では「失格せずにゴールすることが目標」だ。
3人の成長を見守ってきた同校陸上競技部の顧問・岡本克巳教諭は「3年生にとって、これが最後のインターハイ。楽しんできてもらいたい」と語った。
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