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舞台俳優で、特殊詐欺の防犯演劇で啓発活動を行う「表現のチカラ」代表を務める はだ 一朗さん 中白根在住 47歳

掲載号:2019年9月19日号

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社会問題に”表現のチカラ”を

 ○…高齢者を狙う「特殊詐欺」を防犯演劇による啓発活動で防ごうと、昨年9月に任意団体「表現のチカラ」を発足。これまで青葉区や中区、旭区で自らが出演する防犯演劇とワークショップを行ってきた。「市内全18区で実施する」という目標達成に向け、今年5月から8月にはインターネット上で公演資金を募る取組みも実施。50人以上の支援を得て目標額を達成した。「仲間を増やし持続可能な活動にしなければ―」。決意を語る表情には少し緊張もにじむ。

 ○…特殊詐欺を知ったのは、演劇ユニット「PROJECT一照(いってる)」として大阪で活動している時。犯罪者が演劇の手法を用いて高齢者を欺く事実に衝撃を受けると同時に、表現者として強い怒りも覚えた。「プロが”なんちゃって表現者”に負ける訳にいかない」。使命感に駆られ、ユニットで防犯演劇をスタート。大阪府警の協力も得て、大阪各地で公演を重ねてきた。

 ○…自宅のある神奈川での特殊詐欺被害は大阪を超えるが、仲間や会場、認知不足など活動の展開には壁を感じる日々だ。目標は多様な表現者を集め、社会問題にアプローチする団体に成長させること。「日本での表現者の社会的地位も上げていきたい」。今はさまざまな施設を回り、関係作りとPRに奔走している。

 ○…23歳の時に観劇好きの彼女と観た野田秀樹氏の作品『贋作 罪と罰』に号泣した。勢いで「劇団☆新感線」のオーディションを受け、合格。就職後間もなかったが、脱サラして入団した。退団後は、新たな場で数々の舞台を制作し看板俳優として出演してきたが、周囲の評価を気にしすぎて自信を持てない苦しい時期も続いた。「表現のチカラの活動は一つの転機。自分自身も成長できたら」。表現者として新たな一歩を踏み出した。

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