戻る

旭区・瀬谷区 人物風土記

公開日:2026.01.01

「ドバイ2025アジアユースパラ競技大会」で卓球3種目を制した
三浦 稟々(りり)さん
旭区白根在住 17歳

「好き」に一直線

 ○…12月にドバイで行われた、パラリンピックの登竜門とされる「アジアユースパラ競技大会」に卓球日本代表として出場。女子シングルス、女子ダブルス、ミックスダブルスで3冠に輝いた。シングルス決勝では追いつかれる場面もあったが、冷静に立て直し、そのまま勝利を収めた。「徐々にすごいことを成し遂げたと実感が湧いてきました」

 ○…生まれつき左足のくるぶしより下がなく、義足で生活している。幼少期から遊びで卓球に親しみ、小学5年生から鶴ヶ峰駅近くにある卓球スタジオで本格的に競技を始めた。高校入学後には、勉強との両立の忙しさから体調を崩したが、両方頑張りたいと通信制の高校に転学。また、昨年9月の大会後に両足を疲労骨折するなど練習ができず自信を無くしていた時期もあった。大好きな卓球を「辞めたい」とさえ思ったという。支えとなったのはコーチの存在。「上手くいかないときも力になってくれた」と感謝を口にする。練習できない期間を経て、卓球への情熱がさらに深まった。

 ○…休日も卓球中心。友人と遊ぶ時間にも卓球、買い物に出てもスポーツショップに寄り道する。料理に挑戦中で、最近はからあげを手作り。ディズニーのスティッチが好きで、グッズを見るとつい集めてしまう。「携帯ケースもスティッチです」と高校生らしい一面も。

 ○…見据える先は、2028年のロサンゼルスパラリンピック。長所を伸ばし、弱点を補うための練習とメンタル強化のため、試合経験を重ねていく。「困難を乗り越えるたびに、卓球ができる喜びが増していった」。胸にある「卓球が好き」というただ一つの思いを原動力に、世界の舞台へと挑み続ける。

    ピックアップ

    すべて見る

    意見広告・議会報告

    すべて見る

    旭区・瀬谷区 人物風土記の新着記事

    旭区・瀬谷区 人物風土記の記事を検索

    コラム

    コラム一覧

    求人特集

    • LINE
    • X
    • Facebook
    • youtube
    • RSS