土地利用のゾーン案 ※素案より抜粋
土地利用の検討が進められている旧上瀬谷通信施設（瀬谷区・旭区）について横浜市はこのほど、ゾーン案などを盛り込んだ素案を公表。２月14日（金）まで意見募集を行うほか、瀬谷区で１月19日（日）、旭区で21日（火）に説明会を開催する。
２０１５年に米軍から返還された旧上瀬谷通信施設。その後の土地利用は、地権者からなる「旧上瀬谷通信施設まちづくり協議会」と市で検討されてきた。また、市は跡地を会場とした国際園芸博覧会（27年）の招致も進めている。
素案によると、まちづくりのテーマは「郊外部の新たな活性化拠点の形成〜みらいまで広げるヒト・モノ・コトの行き交うまち〜」。約２４２haの広大な土地を「農業振興」「観光・賑わい」「物流」「公園・防災」の４ゾーンに分け進めていく。また、「観光・賑わい」ゾーンにテーマパークを核とした複合的な集客施設の整備を計画しているほか、瀬谷駅を起点とした新たな交通システムの導入も盛り込まれている。
説明会は19日に瀬谷公会堂、21日に旭公会堂で開催。両日とも午後６時半開始で、誰でも参加可（開場６時・事前申し込み不要）。また、市ではホームページなどで、素案に関する意見募集も行っている。素案は市ホームページのほか、公共施設などで閲覧可。市は意見募集の結果を踏まえ、19年度中に基本計画を策定する予定だ。
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