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旭区版 公開:2020年11月26日 エリアトップへ

創立70周年記念公演を行った「劇団かに座」の代表を務める 馬場 秀彦さん 若葉台在住 63歳

公開:2020年11月26日

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次の10年へ劇団導く

 ○…西区の稽古場を拠点として年2回の定期公演を行い、市民に演劇を届ける「劇団かに座」。社会人や学生、主婦など約15人が所属し、高校生から70代まで幅広い年代のメンバーをけん引している。6月から延期となった記念公演を11月20日からの3日間で開催。「ようやく70年かという思い。節目の舞台を『良い芝居だった』と言ってもらえてよかった」

 ○…初めてプロの演劇を見た時の面白さから「自分が演者となっても面白いのでは」と25歳で未経験ながら、かに座の門を叩いた。「芝居はいかに自然体で演じられるかが大切。このことを体現できるまでは大変でしたね」と頭をかく。今では同劇団に所属して約40年のベテランで、5年前に2代目として代表を引き継いだ。「自分では参謀的な立ち位置の方が向いてると思うのですが」と話しながらも団員の信頼は厚い。

 ○…趣味はアイスホッケーで2人の息子が小学生だった頃、一緒に始めたのがきっかけ。現在も息子と同じクラブチームに所属し、汗を流す。「チームプレーでありながらも、自分の個性を発揮するところは演劇に通じるものがあります」。孫も試合を観に来るといい、「『秀じいすごかったよ』と褒められると素直に嬉しいですよ」と目尻を下げる。

 ○…「芝居って正解がなくて、常にこれでよかったのかと考えます」と芝居への姿勢を見せ、「想像力を働かせなくなると成長も止まってしまう。ボケ防止にもなりますしね」と冗談交じりに話す。一方、劇団については創立から65年もの間、かに座を率いた前代表の影響は大きく、長年続けた分、人のつながりの輪も大きくなると痛感。その経験から次の10年を見据え、劇団の魅力を発信していく。

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