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旭区版 公開:2020年12月10日 エリアトップへ

若葉台遊水池水辺愛護会の会長を務める 松延 邦明さん 若葉台在住 76歳

公開:2020年12月10日

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若葉台の自然に浸る

 ○…若葉台にある広々としたグラウンドに隣接する遊水池を保全するために、新たに結成された「若葉台遊水池水辺愛護会」。さまざまな団体に協力を呼び掛け、会長として準備段階から尽力してきた。これまでに2回の活動を終えたが、「やっと動き出したばかり。まだまだこれから」と先を見据えている。

 ○…近隣でとれた竹や松ぼっくりをはじめとした素材を焼いて炭にするなど、自然に寄り添った活動に取り組む「若葉台炭焼き工芸普及会」でも会長を務めている。遊水池に目を向けたのは、コロナ禍の5月頃。炭焼きの活動の一環として旧若葉台西中学校内で咲かせたハスの花を、きれいにした遊水池に植えられないかと思いついた。「遊水池の周囲を散歩したり、走ったりする人は多い。せっかくならきれいにできないか」。土木事務所へ連絡をとり、少しずつ話は進展。半年にわたる準備を経て、11月から会として動き出した。

 ○…福岡県出身。仕事では工場などの作業環境で健康障害などを引き起こすガスの測定、簡易測定器の製作などに長年携わった。職場で研究や実験などに明け暮れた影響や、自然に囲まれた環境で育ったこともあり、「今では自然の中にどっぷり。これが本来の自分ですかね」とにっこり。愛護会や炭焼きでの活動以外には、近隣で借りている畑に行くのが日課で、自然の中で生き生きと過ごしている。

 ○…現在の遊水池はアシやガマが茂っている状態のため、当面は清掃や除草が活動の中心。ほかにも野鳥観察や水質調査なども行い、春前を目途にハスを植えていく予定だ。「春には桜、夏祭りや花火、そしてハスも楽しめる場所になれば」。若葉台の新たな名所を目指し、仲間と共に遊水池をよみがえらせる。

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