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旭区版 掲載号:2022年2月17日号 エリアトップへ

そうてつローゼン白根店 「未使用食品持ち寄って」 食品ロス解決に一役

社会

掲載号:2022年2月17日号

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店舗に設置された食品の回収ボックス
店舗に設置された食品の回収ボックス

 相鉄グループは昨年から、家庭で使い切れない未使用食品を回収し福祉施設などに寄贈する「フードドライブ」に取り組んでいる。今年1月からはそうてつローゼン白根店=中白根=でも始まり、地域住民が食品の寄贈に訪れている。区内での実施は同店舗のみ。

 この取り組みは、持続可能な開発目標・SDGsの実現や食品ロス削減を目的に、相鉄グループの相鉄ホールディングス(株)と相鉄ローゼン(株)が昨年4月から実施しているもの。そうてつローゼンいずみ中央店・ひなた山店・山手台店=すべて泉区=の3店舗で始まり、現在は17店舗で展開。昨年12月までで実施店舗に寄贈された未使用食品は7772点、2084kgに及んでいる。

 そうてつローゼン白根店では、今年1月末から未使用食品の回収ボックスを設置。付近では同店店長がフードドライブを呼び掛ける音声を定期的に流すことで、来店客の目に留まるよう工夫を凝らす。米や麺類、菓子、レトルト食品などを中心に、1週間に50点以上が寄贈されているという。同店舗スタッフは「ダンボール1箱分の食品を寄贈して下さった方もいる。想像以上に大きな反響があり、地域の皆様に活動への関心を持っていただけていることが嬉しい」と喜びを語る。

 集まった食品は(公社)フードバンクかながわ=金沢区=が集荷して管理し、福祉施設や子ども食堂など食品支援を必要とする人々や施設に提供している。

常温保存で未開封のもの

 寄贈可能な食品は未開封で常温保存でき、賞味期限が2カ月以上のもの。酒やみりんなどのアルコール類のほか、野菜や肉などの生鮮・冷凍・冷蔵食品、賞味期限の記載がないもの(砂糖・塩・米を除く)、賞味期限2カ月未満のもの、外装が破れているものは寄贈できない。

 そうてつローゼン白根店のスタッフは「ご自宅に眠っている食品を生かせます。ぜひご持参下さい」と呼び掛けている。

 問い合わせは同店【電話】045・954・2311、または店舗サービスカウンターに直接。

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