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公開日:2024.01.01
令和に「零輪(れいわ)」の昇り龍
木村匡美(まさみ)さんの折り紙
2024年の干支は「龍(辰)」。上白根町在住の木村匡美さんは、10年ほど前から和紙や襖紙を折り紙として使い、「龍」を作っている。新作は、龍が円を描くその名も「零輪(れいわ)」。
90にして折紙と出会う
福井県出身の木村さんは、1923(大正12)年8月生まれの100歳。福井県職員として定年まで勤めあげた木村さんは、妻の病気などもあり、20年ほど前、夫婦で娘の住む横浜へ移住してきた。
折り紙をはじめたのは、90歳近くになってから。デイサービスで見た「祝い鶴」と京都駅近くの「折り鶴サロン」で100体もつながる「連鶴」を見たのがきっかけ。京都で実際に連鶴作りを体験し、「こんなのができたら楽しいだろうな」と、自ら本を購入し、作るようになった。
折り紙は、絵を描いていたころに使用していたふるさと・福井県の和紙「雲肌麻紙」を使った。また緑区の渡辺建具店から高価な襖紙を寄贈され、襖紙でも作品を作っている。
自分なりに作品を作っていく中で「折り紙で作れたら楽しいし、格好いいな」と思い、龍を作り始めた。その力強さや昇り龍の縁起の良さから、木村さんは出来上がった龍を、全国の被災地にメッセージと飾り用の土台を添えて贈る活動も続けている。コロナ禍では横浜医師会を通じて医療従事者に500体を寄贈。これまでに贈った龍は2000体を超えるという。「お礼の手紙は宝物です」と相好を崩す。
毎日に「感謝」
「零輪」は、頭と三角形に折りたたんだパーツ27個を組み合わせて作る。大きいものは直径が30cmにもなる。小さい物では3cmほどの紙を器用に自らの指で折り曲げてパーツを作る。「手先を使うので血流が良くなるし、頭も使うので、この歳を迎えられたのかも」と折り紙の効果を語る。夢中になって根を詰めすぎ「いつも子どもに叱られています」とほほ笑む。「多くの人の支援があったからここまでできた。毎日が本当に楽しい。自分は果報者。感謝、感謝の毎日です」と周囲への感謝の言葉が何度も口をついた。
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