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公開日:2026.10.22

県自動車工場組織 「子ども110番」に参画 犯罪件数の抑止へ

  • ステッカーを貼り付ける本川ブロック長(右)と鮫嶋警部補

    ステッカーを貼り付ける本川ブロック長(右)と鮫嶋警部補

 損害保険ジャパン株式会社の自動車整備工場代理店組織「AIR(エアー)オートクラブ神奈川ブロック」(本川博ブロック長)はこのほど、神奈川県警察本部と連携し、「子ども110番の家」活動への参画を開始した。10月15日には第1号店となる旭区川井本町の「兼子自動車工業株式会社」で開所式が開催された。

 AIRオートクラブは、2014年に発足した全国最大規模の自動車整備工場・販売店のネットワーク組織。神奈川ブロックではこれまでも福祉施設での車椅子清掃や、自治体との災害時帰宅困難者支援協定の締結など、地域貢献活動を継続して実施してきた。

 今回の取組は、近年の防犯環境の変化や地域における凶悪事件・不審者情報の増加を受け、日常的な防犯体制を強化する目的で始まった。県内63社・計87拠点の整備工場や店舗が、地域の見守り活動を推進する。

 自動車整備工場は平日の昼から夕方まで複数の技術者やスタッフが常駐しているといい、通学路や生活圏内で子どもが困った際に駆け込める拠点としての強みを持つ。こうした「大人の目」や温もりを活かした見守り機能に着目し、神奈川県警の指導・連携のもとで参画が決定した。

従業員一丸で受け入れ

 兼子自動車工業で開かれた開所式には関係者らが出席。店舗入口へのステッカー貼付セレモニーが行われた。

 開所式で本川ブロック長は、「単にステッカーを掲げるだけでなく、万が一子どもたちがトラブルや危険を感じた際に安心して駆け込める場所となれるよう、従業員一丸となって受け入れ態勢を整えていく」と意気込みを語った。

 県警本部生活安全総務課の鮫嶋哲郎警部補は、県内の犯罪認知件数が増加傾向にある情勢を説明し、「子どもたちにとっては助けてくれる大人がいる安心感となり、犯人に対してはプレッシャーを与える効果がある。警察の力だけでは限りがあるため、こうした地域の事業者の協力は非常に心強い」と期待を寄せた。

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